自動車・建築・家電など…軽量化も含め発泡樹脂の適応が進む中!
発泡成形で抱えているトラブルや品質向上への要求に立ち向かう!
基礎から、超臨界CO2発泡成形、発泡剤の選定など

発泡成形における基礎・原理・プロセス及び品質/特性向上にむけた技術開発

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
発泡成形
セミナーNo.
st150109
開催日時
2015年01月22日(木) 10:30~16:00
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4階 第1特別講習室
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  52,250円 (本体価格:47,500円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
会員受講料 51,300円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の27,000円)】
 ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
 ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
 ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
 ※他の割引は併用できません
備考
資料・昼食付
講座の内容
プログラム

第1部 発泡成形における品質向上及びトラブル対策

<趣旨>発泡成形技術は経験的な要素が大きく支配しておりますが、今回のセミナーではそれらの支配要因を出来るだけ体系的に解説して行きたいと思います。併せて、講師の永年の経験に基づき、経験的な要素にも目を向けて行きたいと思います。即ち、今回のセミナーでは、発泡成形技術について原料・反応条件・成形方法など基本的な面から、それらの応用展開に到るまでの全般について解説してみたいと思います。発泡成形技術を担当している研究者・技術者・製造担当者の皆様(メーカーの皆様)、発泡プラスチックスを利用されている皆様(ユーザーの皆様)のご参加を期待しております。また、質疑応答の時間では、現時点でお持ちの疑問点などにも応えて行きたいと考えていますので、お気軽にご相談下さい。
<得られる知識>
 ①発泡成形技術(発泡成形法)、②各種発泡体の特徴、③発泡理論、④物性論、⑤気泡微細化、
 ⑥難燃化、⑦トラブル対策、⑧環境問題、⑨法規制動向、⑩新製品開発など

1.発泡成形技術の基礎
 1.1 発泡成形技術のキーポイント
 1.2 発泡成形技術の分類
 1.3 発泡成形技術の理論的考察
 1.4 発泡体の物性論
 1.5 試験方法(製品規格、性能試験方法)

2.発泡成形技術の概要(各論)
 2.1 発泡成形の概論(需要動向など)
 2.2 ポリウレタン系フォームの発泡成形技術(PUR、PIR)
 2.3 ポリスチレン系フォームの発泡成形技術(BPS、XPS、PSP)
 2.4 ポリオレフィン系フォームの発泡成形技術(PE、PP、EVAなど)
 2.5 フェノール系フォーム
 2.6 その他のフォーム

3.品質向上対策
 3.1 気泡の微細化対策
 3.2 難燃化対策
 3.3 耐久性向上対策
 3.4 機械的強度の向上対策
 3.5 その他の品質向上対策

4.トラブル対策
 4.1 トラブル対策の共通点(前提条件、因果関係、ブラックボックスの対応など)
 4.2 溶融発泡成形のトラブル対策
 4.3 固相発泡成形のトラブル対策
 4.4 注型発泡成形のトラブル対策
 4.5 その他の対策(製品不良、寸法精度不足対策など)

5.市場動向、技術動向など
 5.1 市場動向(需要動向、用途開発)
 5.2 技術的課題とその対応(発泡剤対策、環境問題、安全衛生問題、難燃性問題など)
 5.3 法規制動向(化審法、PRTR法、労働安全衛生法、消防法、毒劇法など)
 5.4 その他

 □ 質疑応答 □
 

第2部 超臨界CO2発泡成形の原理とプロセス及び諸特性向上技術

<趣旨> 本セミナーでは,超臨界CO2を用いたプラスチック発泡成形の基礎と最新動向について解説します。強度向上が図れる発泡体の設計法,任意の気泡を有する発泡体の成形プロセスや成形条件の選定に関する基準並びに発泡に必要な素材特性について説明します.プラスチック系素材は,粘弾性という弾性的な性質と粘っこい粘性的な性質を有する素材であり,これらの性質は時間並びに温度によっていずれかの挙動あるいは共存する挙動として現れることから取り扱いが困難であります.しかしながら,粘弾性特性を示すがゆえに所望の気泡を有する発泡体の設計が可能となります.この素材の粘弾性特性を一つの基準とした超臨界CO2発泡体の設計法について平易に説明します。

<得られる知識・技術>
 ・プラスチックの基本且つ重要特性である粘弾性特性が理解できる。
 ・発泡成形と粘弾性特性の関係が理解できる。
 ・超臨界流体の特性とその応用法が理解できる
 ・粘弾性特性を基準とした発泡成形プロセスの基礎が習得できる。
 ・粘弾性特性を基準とした発泡体の設計法の基礎が習得できる。

1.超臨界CO2発泡原理と影響因子
 1.1 発泡原理の定性的説明
 1.2 気泡数と圧力・温度の関係式
  1.2.1 気泡数に及ぼす飽和圧力・発泡温度の関係式

2.粘弾性挙動に基づく発泡制御法
 2.1 粘弾性挙動と発泡プロセス
 2.2 発泡成形システム

3.発泡に及ぼす影響因子と効果
 3.1 基本的な影響因子
 3.2 超臨界流体の特性
 3.3 材料特性と発泡制御

4.超臨界CO2発泡体の諸特性と強度向上法
 4.1 鈴構造体と減衰特性
 4.2 強度向上法
  4.2.1 微小気泡による強度向上
  4.2.2 分子配向による強度向上
  4.2.3 その他の強度向上

 □ 質疑応答 □
 

第3部 化学発泡剤の種類と選択方法、その使用方法について

<趣旨>発泡成形における化学発泡剤の特徴と、各種発泡剤の説明。  発泡成形を検討するに際し、発泡剤を選定する方法。化学発泡剤を用いた発泡成形の例の紹介など。
<得られる知識・技術>
 ・化学発泡剤の取り扱い方法
 ・発泡成形技術
 ・用途に応じた発泡方法の選択方法
 ・発泡剤の選択方法
 ・発泡成形におけるトラブル対策

1.化学発泡剤とは
 1.1 主要な発泡剤の種類
 1.2 化学発泡剤の特徴
 1.3 主要な有機系化学発泡剤
  1.3.1 ADCAについて
  1.3.2 DPTについて
  1.3.3 OBSHについて
 1.4 無機系発泡剤
 1.5 発泡剤の複合化
                                                                         
2.化学発泡剤を用いた主な発泡成形例
 2.1 高倍率の発泡成形
 2.2 連続発泡成形
 2.3 特殊な発泡成形
                                                                         
3.目的に応じた発泡方法の選択
 3.1 成形方法の選択
 3.2 発泡剤の選択
 3.3 成形条件と発泡体の性状
                                                                        
4.化学発泡におけるトラブル
 4.1 化学発泡剤由来の成形不良
 4.2 不具合の原因と対策

 □ 質疑応答 □
関連するセミナー
関連する書籍
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索