塗膜中で何が起こっているのか?
塗膜形成過程における特有の分散状態の制御技術!!

塗膜における微粒子の挙動と分散状態制御、解析・評価方法

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セミナー概要
略称
塗膜
セミナーNo.
st150211
開催日時
2015年02月23日(月) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第2講習室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
 ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
 ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
 ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
資料付
講座の内容
習得できる知識
微粒子分散系の設計方法,粒子表面の特性評価技術,分散剤の利用技術,分散機の利用技術,分散系の評価技術,分散状態の制御技術
趣旨
 顔料などの微粒子の機能を最大限に発揮させるためには、最終的な塗膜中での分散状態を制御する必要がある。最終塗膜になるまでに、分散系の設計、分散系の製造、貯蔵、塗膜形成(塗布・乾燥)の過程を経るが、それぞれの段階で良好な分散状態を維持する必要がある。各段階での分散状態の制御方法を解説し、次に塗膜中での分散状態評価と塗膜形成過程における特有の分散状態の制御技術を解説する。
プログラム
1.微粒子間に作用する力
 1.1 粒子径と表面自由エネルギー
 1.2 粒子間の引力
 1.3 粒子間の反発力
 1.4 粒子間の力の制御方法

2.分散状態と分散系の性質
 2.1 微粒子の光学的性質
 2.2 分散状態が塗料や塗膜に及ぼす影響

3.分散系の評価技術
 3.1 分散度の評価技術
  3.1.1 粒子径の直接測定技術
  3.1.2 間接的な評価方法と工程管理への応用
 3.2 安定性の評価技術
  3.2.1 レオロジーによる凝集レベルの評価
  3.2.2 Hydrodynamic Volumeと吸着層の厚み評価
  3.2.3 経時安定性

4.分散系の設計と製造
 4.1 分散系の設計と留意点
  4.1.1 分散の単位過程とそのポイント
  4.1.2 原材料の特性と評価技術
  4.1.3 分散配合設計の考え方
  4.1.4 分散剤の利用技術
 4.2 分散系の製造と留意点
  4.2.1 分散機の種類と特長・選定方法
  4.2.2 微分散を達成するには
  4.2.3 過分散とはなにか その防止方法
  4.2.4 製造時に良く起こるトラブルと対策
 4.3 貯蔵時の留意点
  4.3.1 経時凝集
  4.3.2 ヘテロ凝集
  4.3.3 沈降と対策
  4.3.4 層分離と対策

5.塗膜中での分散状態制御
 5.1 塗膜中での粒子の分散状態の評価
 5.2 塗膜形成過程における凝集と対応策の実例
 5.3 異種粒子によるヘテロ凝集を利用した分散状態の制御
 5.4 ゼータ電位と評価方法
 5.5 塗膜形成過程における粒子の分布状態の変化と制御手段

  □質疑応答・名刺交換□
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