表面・界面張力が関わる現象をわかりやすく徹底解説!時々見られる「ウソ」の説明にも言及!
そして、熱力学的準安定状態の発生とは? オストワルド熟成はなぜ起こる?

“表面張力・界面張力の現象・ウソ、測定方法”と塗りムラ・スジ・カスレの原因および表面パターン形成
~表面・界面張力の発生メカニズム、雪の結晶のようなフィンガリング構造の成長~

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セミナー概要
略称
表面張力
セミナーNo.
st150218
開催日時
2015年02月26日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4F 第2特別講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
 ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
 ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
 ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
習得できる知識
 いかなる物質も表面・界面があるので、その性質を知らずしてマテリアルデザインはできません。基礎から表面・界面科学を理解することで、例えば、ある液体がある固体を濡らすか濡らさないかはどのようにして決まるのか?なぜ過飽和や過冷却といった熱力学的準安定状態が発生するのか?オストワルド熟成はなぜ起こるのか?どうして雪の結晶のような比表面積の大きいフィンガリング構造が自発的に成長するのか?などといったことが理解できるようになり、マテリアルデザインにおいて非常に有効であるはずです。
趣旨
 表面・界面張力は何故生じ、どのように測ればよいのか?表面・界面張力が関わる身近な現象にはどのようなものがあるのか?何かを塗る時に、ムラができたり、スジが入ったり、カスレたりするのは何故か?などについて概説します。
プログラム
1.表面・界面張力とは?
 1.1 表面・界面張力は、なぜ発生する?
 1.2 表面・界面張力の2つの意味
    (単位長さを引っ張る力(N/m)と単位面積当たりのエネルギー(J/m2))
 1.3 表面・界面張力の測定方法
 1.4 水に界面活性剤を溶解させると、なぜ表面・界面張力は低下する?
 1.5 界面活性剤の表面・界面張力低下能について、時々見受けられるウソの説明

2.表面・界面張力が関わる現象
 2.1 ある液体がある固体を濡らすか濡らさないかは、どのようにして決まる?
 2.2 液体の固体表面上における接触角
    (固体表面が平滑な場合と平滑でない場合)
 2.3 表面・界面張力によりもたらされるラプラス圧
 2.4 ラプラス圧によりもたらされる化学ポテンシャルの形態依存性
 2.5 過飽和や過冷却といった熱力学的準安定状態は、なぜ発生する?
 2.6 オストワルド熟成は、なぜ起こる?

3.塗装の際の塗りムラ、スジ、カスレが起こる原因
 3.1 1977年ノーベル化学賞の対象となった「散逸構造:非平衡系の自己組織化」とは?
 3.2 生命体に発生するバイオリズムと塗りムラ、スジ、カスレの意外な関係
 3.3 非平衡場における界面形状ゆらぎの成長によるフィンガリング現象
 3.4 非平衡場における自発的な表面パターン形成の有効利用
 3.5 非平衡場における自発的な表面パターン形成の抑制とその工業的価値

  □質疑応答・名刺交換□
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