CNTに較べて生産性が高く、多様な表面と構造を有する炭素ナノ繊維((CNF:carbon nanofiber))
本セミナーでは既に応用が始まりつつあるCNFの合成・構造制御法から用途展開までを概説する

炭素ナノ繊維(CNF)の合成・構造制御と環境・エネルギー分野への応用

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セミナー概要
略称
炭素ナノ繊維
セミナーNo.
st150404
開催日時
2015年04月17日(金) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第4講習室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 ( 会員受講料 41,040円 )
​​【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
資料付
講座の内容
受講対象・レベル
大学卒業者レベルまたは炭素材に興味を持つ方
習得できる知識
・機能性炭素材として炭素ナノ繊維の意味
・炭素ナノ繊維の合成法(収率・組織制御法等)
・炭素ナノ繊維の正確な構造および構造の制御法
・エネルギー・環境デバイス材として炭素ナノ繊維の長所と短所
趣旨
 炭素ナノ繊維(CNF:carbon nanofiber)はCNT(carbon nanotube)と共にナノ繊維状炭素を代表する物質である。CNTに較べて生産性が高く、多様な表面と構造を有するため、導電剤としての応用と共にエネルギー・環境デバイス用の触媒担体として既に応用されている。
 本講座では、炭素ナノ繊維の歴史、合成法、構造解析および構造制御法、エネルギーおよび環境デバイス用材料としては応用について詳細に紹介する。エネルギーデバイスとしては、Li-ion電池用負極材、キャパシタおよび燃料電池用触媒担体としての応用を主に紹介する。環境デバイス用応用としては、SOx、NOxおよびHCHOの除去とグリーン化学用触媒担体等を詳細に紹介する。
プログラム
1.CNF(CNF:carbon nanofiber・カーボンナノファイバー)概論
 1.1 CNFとは(CNTとの区別)
 1.2 CNFの開発歴史
 1.3 CNFのコスト、市場および生産メーカ
 
2.CNFの合成と構造
 2.1 CNFの合成法
  2.1.1 一般合成法
  2.1.2 排ガスを用いた合成法
 2.2 CNFの構造
  2.2.1 CNFの単位構造
  2.2.2 TCNF (CNT)の構造
 
3.CNFの改質
 3.1 CNFの高表面積化
  3.1.1 CNFの活性化
  3.1.2 CNFメゾ孔化
 3.2 CNFの複合化
 3.3 CNFからグラフェンの調製
 
4.CNFの応用
 4.1 電池・キャパシタ材としての応用
  4.1.1 CNFのLi-ion電池への応用
  4.1.2 CNFのキャパシタへの応用
  4.1.3 CNFのエアー電池用電極としての応用
 4.2 CNFの燃料電池用触媒担体としての応用
  4.2.1 DMFC用担体としての応用
  4.2.2 PEMFC用触媒担体としての応用
 4.3 CNFのグリーン合成触媒担体としての応用
 4.4 CNFを用いたField Emissionへの応用
 4.5 CNFの導電材としての応用
 4.6 その他の応用
 
5.おわり

□ 質疑応答 □
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