コーティングプロセスの付着・密着トラブルを解決するには?
乾燥やウエットプロセスのコントロール・評価も学ぶ!

スラリー取り扱いの勘どころとその活かし方
~粒子の分散制御&評価の観点から~

※こちらのセミナーはサイエンス&テクノロジー(株)様主催のセミナーです。
5月下旬より弊社主催と誤った表記をしておりました。ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
スラリー
セミナーNo.
st150704
開催日時
2015年07月17日(金) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
 ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
 ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
 ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
昼食・資料付
講座の内容
習得できる知識
スラリー中の粒子分散状態に関する基礎的な知識,様々なスラリー評価法に関する知識とデータの解釈,スラリーを取り扱う上でのトラブル例や解決指針など
趣旨
 固液分散系スラリーを取り扱うプロセスは、リチウムイオン電池電極製造、各種材料プロセス、製薬、食品、水処理といった幅広い分野に存在します。スラリーの特性が最終製品の品質と密接な関係にあることは経験的に広く知られていますが、製品特性とスラリー特性とのつながりが無いまま測定できそうな特性を測定するだけで、結局はプロセスごとに試行錯誤を繰り返すことがほとんどです。また、せっかく調製法を確立したはずなのに、日によって全く異なる特性を持つスラリーができ上がることも珍しくありません。そこで本セミナーでは、粒子の分散制御および分散状態の評価について、その手法、分散安定性に影響を及ぼす様々な要因などの基礎的な内容から、実例を用いた種々のスラリー特性評価、適切な分散剤の選定などの応用的な内容、また、最新動向について紹介します。
プログラム
1. スラリーに関する基礎知識
 1.1 スラリーとは?(スラリーの定義)
 1.2 微粒子をスラリーとして取り扱うプロセスとその理由
 1.3 なぜスラリーの取り扱いで問題が発生するのか
 1.4 分散状態変化の一例
2. スラリー調製技術と粒子の分散・凝集の原理
 2.1 種々のスラリー調製技術
 2.2 粒子表面と媒液の親和性
  2.2.1 濡れ性
  2.2.2 粒子の帯電
  2.2.3 界面活性剤の添加
 2.3.粒子間に働く相互作用
  2.3.1 粒子間引力
  2.3.2 静電反発力
  2.3.3 ゼータ電位
  2.3.4 DLVO理論
  2.3.5 粒子間ポテンシャルと粒子の分散・凝集
  2.3.6 粒子間力に影響を及ぼす因子
 2.4 分散剤の添加
  2.4.1 分散剤添加時の粒子メカニズム
  2.4.2 分散剤の選定法
  2.4.3 分散剤の吸着量測定
3. スラリー評価の重要性
 3.1 プロセスで重要なスラリー特性の違い
 3.2 スラリー評価の現状
 3.3 スラリー特性に影響を及ぼす因子
4. スラリーの流動特性と評価
 4.1 流動挙動の種類(流動曲線)
 4.2 流動性評価法
 4.3 流動性評価の実例
  4.3.1 流動特性評価結果
  4.3.2 使用機器による評価結果の違い
  4.3.3 使用機器による違いの補正
 4.4 見かけ粘度と最終充填率
5. スラリーの分散状態および充填特性評価
 5.1 重力、遠心沈降による評価
  5.1.1 重力、遠心沈降試験の測定原理
  5.1.2 評価結果の実例と解析
 5.2 沈降静水圧法による評価
  5.2.1 沈降静水圧法の原理
  5.2.2 測定結果の実例と結果から予測できるスラリー特性
  5.2.3 見かけ質量流束比と最終充填率
 5.3 粒子径分布測定による評価
  5.3.1 様々な粒子径分布測定法とその問題
  5.3.2 測定結果の実例
  5.3.3 高濃度スラリーの粒子径分布直接測定
 5.4 堆積層の流動性評価
  5.4.1 堆積層の流動性と固化
  5.4.2 粒子堆積モデルと堆積層の固化過程
  5.4.3 堆積層固化開始時間
  5.4.4 堆積層の固化防止
6. スラリーの分散状態および充填特性評価の実例
 6.1 分散剤添加スラリー中の溶存イオンの影響
 6.2 スラリー特性の経時変化
  6.2.1 スラリー特性の経時変化の一例
  6.2.2 スラリー中の分散剤の状態
  6.2.3 分散剤の吸着形態の評価法
  6.2.4 分散剤の吸着形態が分散安定性に及ぼす影響
  6.2.5 スラリーの分散状態の変化を防止するには
 6.3 非水系スラリーの評価(リチウムイオン二次電池電極材料を例として)
 6.4 多成分系スラリーの評価(リチウムイオン二次電池電極材料を例として)
7. まとめと今後の展望、応用例

  □質疑応用・名刺交換□
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