自動車分野におけるエクセルギー解析を徹底解説。第1部では、エクセルギーの基礎を解説した後、自動車開発現場に適用するための指針を、第2部では、自動車工場に適用可能な生産プロセス上のエクセルギー解析利用例を紹介する。

自動車分野におけるエクセルギー解析を用いた熱エネルギーの有効活用
※こちらのセミナーはサイエンス&テクノロジー(株)様主催のセミナーです。
5月下旬より弊社主催と誤った表記をしておりました。ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
自動車エクセルギー
セミナーNo.
st150711
開催日時
2015年07月30日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  52,250円 (本体価格:47,500円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
54,000円 (会員受講料 51,300円 )
定価:本体50,000円+税4,000円
会員:本体47,500円+税3,800円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の27,000円)】
 ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
 ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
 ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
プログラム

第1部 エクセルギー解析の基礎と自動車開発への応用

 エネルギーを電気あるいは動力と同一の基準で評価できるエクセルギーが、従来の熱力学第1法則の熱量保存則では表わせないエネルギーの損失の見える化ができるとして注目を集めている。自動車の開発においては、現状、熱力学第1法則だけが考慮されており、第2法則によるエネルギーの質を考えていず、本質的なエネルギーの有効利用ができていない。本セミナーでは、限られた資源を有効に使うために熱力学第2法則を考慮したエクセルギー解析を自動車に適用する方法について解説する。
Ⅰ.エクセルギー解析の基礎
 1.エネルギー利用の評価
  1.1 熱収支
  1.2 エンタルピー収支
  1.3 エントロピー
  1.4 最大仕事と有効仕事
 2.エクセルギー
  2.1 エクセルギーの定義
  2.2 エクセルギーの計算法
  2.3 エクセルギー収支
Ⅱ.自動車への応用
 3.プロセスのエネルギー解析
  3.1 伝熱プロセスの解析
  3.2 内燃機関の解析
  3.3 コージェネレーションシステムの解析
 4.多様な自動車システムへの応用例
  4.1 ガソリンエンジンと水素・火花点火エンジンのエクセルギー解析
  4.2 バイオ燃料・ディーゼルエンジンのエクセルギー解析
  4.3 代替燃料SIエンジンのエクセルギー解析
  4.4 燃料電池自動車のエクセルギー解析
  4.5 噴射時期,エンジン速度などのエクセルギーに及ぼす効果
 

第2部 工場の省エネルギーを革新する新しいエクセルギー活用技術の実践

      ~ 自動車製造プロセスに適用可能な例を中心に ~
 これまで、エクセルギーは重要かつ有効な理論であることが、多くの識者によって叫ばれてきたが、わが国の企業の現場で有効に活用されている事例はなかった。今回解説させていただく「新しいエクセルギー活用技術」は、エクセルギーを現場活用するための最小限の要素技術を体系化したもので、導入企業において著しい効果が認められている。
1.エクセルギー活用技術の概要 ―エクセルギー解析と基準エネルギー消費量解析―
 「エネルギーロスとエネルギー効率のみえる化と改善シミュレーション」からなるエクセルギーを現場の省エネに生かす方法をわかりやすく解説。エクセルギーの弱点を基準エネルギー消費量解析が補う。
2.エクセルギー活用技術の適用事例 ―自動車工場と同一のエネルギー使用プロセスへの適用事例―
 実際のエネルギー使用プロセスでの具体例。工業炉、蒸気利用システム、冷熱利用システム、圧縮ガス利用システム、コジェネレーション等から選択して解説予定。
3.エクセルギー活用技術の自動車工場への適用 ―自動車工場の重要なエネルギー使用プロセスへの適用法―
 自動車工場におけるエクセルギー活用技術の適用法の解説とくに、自動車工場における現行の省エネ手法と対比する。
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