蓄熱の基礎から技術動向、応用例、採算性までを完全把握!

蓄熱技術の基礎と蓄熱システム開発動向

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
蓄熱1
セミナーNo.
st151008
開催日時
2015年10月14日(水) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 6階 中会議室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
趣旨
 大気の平気温度がこの1世紀にわたり、約0.7℃の上昇に留まっているのは、地球表面の約7割が熱容量の大きな海洋に占められていることが影響している。この意味では地球は大きな蓄熱槽と言えよう。熱エネルギーの貯蔵は、古くから生活の知恵として行われてきたが、工業や民生用として蓄熱技術が認識されたのは、そう昔のことではない。蓄熱は、超高温から極低温にわたる熱エネルギーの貯蔵技術で、その温度域や使用目的によって、様々な蓄熱材料や蓄熱方式がある。
 我が国の蓄熱技術は、約半世紀前の石油危機時代における太陽熱利用や産業排熱等の効率的利用を目途として、様々な熱エネルギー貯蔵法の開発が積極的に行われてきた。最近の蓄熱技術開発の動向は、情報機器の普及による冷却熱需要や民生用温熱・冷熱需要の急増そして多様なエネルギー供給源のカスケード利用やコジェネレーションシステムなどの効率的活用や化石燃料利用による環境問題などを勘案した省エネルギーの立場から、蓄熱技術は環境親和型省エネルギー技術に位置づけられている。
 本講座では、蓄熱技術の基礎及び蓄熱材料から具体的な蓄熱システムの導入事例そして採算性などを体系的に説明し、さらに今後の蓄熱技術開発の動向にも幅広く言及する。
プログラム
1.蓄熱技術の位置づけ
 1.1 環境親和型省エネルギー技術としての蓄熱技術
 1.2 蓄熱技術に要求される機能
 1.3 蓄熱材料として具備しなければならない特性

2.蓄熱材料の分類と蓄熱システム
 2.1 蓄熱材料の種類と分類
 2.2 顕熱・潜熱蓄熱材と蓄熱システムの具体例
 2.3 化学蓄熱材等と蓄熱システムの具体例
 2.4 自動車等輸送機器の蓄熱システムの具体例

3.熱エネルギー輸送技術と機能性熱流体
 3.1 機能性熱流体の分類と特徴
 3.2 流動抵抗低減剤について
 3.3 潜熱スラリーの種類と特徴
 3.4 氷スラリーの特徴とシステムの具体例
 3.5 オフラインによる熱エネルギー輸送技術

4.蓄熱システムの運用とその方向性
 4.1 蓄熱システムの展開
 4.2 蓄熱システムのコストと経済性
 4.3 蓄熱技術開発の計画フロー
 4.4 先駆的蓄熱技術の新展開

□ 質疑応答 □
関連するセミナー
関連する書籍
関連するタグ
フリーワード検索