粉体・微粒子を正しく扱うたための、粉体大きさの考え方、粉体表面にはたらく付着力などの基礎知識から解説
混ざった状態ではなく、濁った状態をどう測定・評価していくのか
分散性を改善、制御するための技術も解説

スラリーの調製・評価・制御の勘どころ
~分散技術と条件の最適化~

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セミナー概要
略称
スラリー
セミナーNo.
st151016
開催日時
2015年10月22日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4F 第1グループ活動室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
習得できる知識
スラリーを制御するための
・粉体・微粒子の基礎とその扱い方
・粉体の分散・凝集メカニズム
・微粒子の分散性評価方法
・微粒子の物理的・化学的表面処理方法
・微粒子へのコーティング技術
趣旨
 本セミナーでは、スラリーを調製するための分散技術について評価方法を含めてわかりやすく解説します。
はじめに、スラリー中に含まれる粉体・微粒子についての基礎知識を学びます。粉体・微粒子を正しく扱うためには、粉体の大きさの考え方や粉体表面にはたらく付着力などの基礎知識を習得する必要があります。次に、スラリーの分散性についての評価方法を学ぶとともに、微粒子の分散・凝集理論、特にDLVO理論や吸着理論を学習することにより、微粒子の分散・凝集のメカニズムが理解できます。さらに、物理化学的な表面処理方法を知ることにより、分散性の改善や制御技術に活かすことができます。最後に、機能性スラリーを想定した無機酸化物やポリマーコーティングについて研究例を示すことにより、応用技術の具体的なイメージが得られ、様々な高機能化に対処できる技術が身につくと期待できます。
プログラム
1.はじめに
 1.1本セミナーの概要
 1.2 スラリーとコロイド

2.粉体・微粒子の基礎知識
 2.1 粉体とは(固体でありながら固体でない)
 2.2 粉体の大きさと分布 
 2.3 粉体の密度
 2.4 粉体の表面電位
 2.5 粉体にはたらく付着力
 2.6 粉体の流動特性(粉の貯蔵,排出の理論)

3.粉体・微粒子(スラリー)の分散評価方法
 3.1 微粒子沈降法(市販装置の紹介と簡易測定法)
  3.1.1 自然沈降(濁度・液深圧)
  3.1.2 遠心沈降
 3.2 ゼータ電位(発生機構)とその測定法
  3.2.1 水系・非水系におけるゼータ電位の発生機構
  3.2.2 電気泳動法
 3.3 粒子径の測定(間接的な手法と直接観察)
  3.3.1 電子顕微鏡による直接観察と元素分析
  3.3.2 比表面積の測定
  3.3.3 粒子径分布測定

4.微粒子の分散・凝集理論と表面改質による分散性改善
 4.1 DLVO理論の基礎と応用
 4.2 吸着モデル
 4.3 界面活性剤の吸着
 4.4 水溶性高分子の吸着
 4.5 カップリング剤処理
 4.6 流体の攪拌特性と撹拌操作
 4.7 粉砕法による微粒化と表面改質

5.無機物またはポリマーコーティングによる表面制御
 5.1 無機物コーティング法
 5.2 シリカ微粒子のシード粒子成長法
 5.3 シリカコーティング
  5.3.1 シリカコーティング金属微粒子
  5.3.2 シリカコーティングポリマー微粒子
 5.4 ポリマーコーティング法
  5.4.1 析出重合法
  5.4.2 高速気流衝突法(ハイブリダイザー)
  5.4.3 メカノケミカル重合法(粉砕重合法)

6.おわりに(まとめと今後の展望)

  □質疑応用・名刺交換□
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