樹脂の硬化反応をより精密に制御するために知っておきたい!
硬化挙動をレオロジーから正しく把握しよう

樹脂の硬化反応におけるレオロジー解析
~ 硬化挙動をレオロジーから正しく把握する ~

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セミナー概要
略称
硬化反応レオロジー
セミナーNo.
st151021
開催日時
2015年10月28日(水) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5階 第4講習室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 (会員受講料 41,040円)
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料付
講座の内容
受講対象・レベル
塗料、インキ、接着剤など反応硬化を伴う材料を扱う技術者が対象になりますが、受講に際して特別の予備知識は必要ありません。高校の力学を復習しておけば修得可能です。反応硬化に限らず、粘度測定や粘弾性測定で困ったという経験があればいっそう理解が進むはずです。基礎研究、技術的応用いずれの立場でも活用いただけるよう、講師に説明頂く予定です。
趣旨
 講義の主題は樹脂の反応硬化過程におけるレオロジーです。反応硬化においては液体樹脂が固体へと変化しますが、この過程を単純化すると低分子量の孤立したモノマーが分子量無限大の三次元網目構造へ変化することと考えることができます。UVインクと熱硬化性塗料を例に挙げ、三次元網目構造の形成とレオロジーとの関係を分子論に基づいて説明します。さらに、レオロジーデータを反応硬化の評価と制御に応用する技術についても紹介します。
プログラム
1.ゲル化過程のレオロジー
 1.1 レオロジー(動的粘弾性)の基礎
 1.2 粘性液体から弾性固体へのレオロジー的性質の変化
 1.3 重合硬化に伴う動的粘弾性の変化とゲル化点
      (ゲル化点をどのように決めるか)
 1.4 三次元網目構造とゴム弾性

2.硬化反応と温度
 2.1 高分子の分子運動とレオロジー
 2.2 ガラス転移温度
 2.3 硬化反応の速度論と温度の効果(硬化はどこまで進むか)

3.UVインキの硬化と粘度挙動(UVの吸収・散乱と硬化)
 3.1 粘度測定による感度評価
 3.2 吸光性の大きい顔料を分散したインキ
 3.3 白色顔料を分散したインキ
 3.4 UV硬化によるパターン形成
 3.5 UV硬化と相分離
 3.6 不均一構造の特徴

4.昇温過程における架橋硬化とレオロジー
 4.1 熱硬化性塗料の昇温過程における粘弾性挙動
 4.2 昇温硬化過程における粘弾性挙動の解析(パーコレーション理論)
 4.3 昇温硬化過程における粘度挙動と塗膜の平滑性(レベリングとたれ)

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