2015年10月29日(木)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
47,025円
(本体価格:42,750円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
ヒトは、自己の状況や周囲の情報を把握し、それらに対応するために五感(視覚、味覚、聴覚、触覚、嗅覚)に代表される重要な感覚機能を身につけているが、近年、生理学的には、触覚としての体性感覚(温冷覚、圧覚など)の重要性も示唆されている。ところで、このような生体の感覚機能が日常的なストレスや気分(うつ気分や不快感など)などにより低下し、気づかないうちに心身の様々な不調や愁訴を引き起こすことが懸念されていることから心身両面からの総合的な解析、評価が求められている。そこで、本講では、五感をはじめ、温熱感覚や痛感覚などの体性感覚機能を総合的に理解できるとともにストレスや疲労さらには、快適時の体性感覚の変化を解析するための心理生理学的な評価技術についても多数事例をあげて紹介したい。
1.はじめに
・生体機能と五感(概論)
・五感への影響因子
2.ヒトの五感と生体機能について(加齢、環境、性差、個人差などの視点から)
・視覚機能
・聴覚機能
・味覚機能
・触覚機能
・嗅覚機能
・小まとめ
3.体性感覚について(加齢、環境、性差、個人差などの視点から)
・触覚機能としての皮膚感覚
・温冷感覚、痛感覚、圧感覚、接触感覚など
・その他の感覚(平衡感覚、内臓感覚など)
・共感覚(クロスモダリティー)
・ストレス、疲労、快適時の体性感覚
・小まとめ
4.体性感覚の心理生理学的な評価法
・心理学的な評価法(快感情、不快感情、感覚評価)
・生理学的な解析、評価法(概論)
・自律神経活動の解析、評価法(心拍変動、血圧変動、呼吸変動、瞳孔反応など)
・中枢神経活動の解析、評価法(脳波、事象関連電位、NIRS,fMRI,など)
・末梢循環機能の解析、評価法(末梢血流、皮膚温、発汗など)
・小まとめ
5.総合的な感覚評価技術について
・官能評価法と体性感覚評価法
・被験者の選択、試験法の決定
・感覚評価に影響する生活環境因子
6.まとめと今後の展開
□質疑応答・名刺交換□