ポリマー分野での熱分析メソッドをマスターする
熱分析がどのように役立つか
DSC、DTA、TGA、TMA、DMAの原理・概要を平易に解説

高分子材料の熱分析技術と熱物性・粘弾性特性の測定・評価
~基礎研究・材料開発・生産技術・品質管理への活用~
~挙動硬化分析、熱履歴測定、物理的特性把握、転移・劣化解析、添加剤・フィラーの効果~

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
熱分析
セミナーNo.
st151105
開催日時
2015年11月13日(金) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4F  研修室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
趣旨
 熱分析は、高分子材料分野において基礎研究から材料開発、生産技術、または品質管理にいたる幅広い分野で利用されており、高分子材料を扱う上で欠かすことのできない重要な分析法となっています。
 本講では。熱分析技法としてDSC、DTA、TGA、TMAおよびDMAについて原理・概要を平易に解説するとともに、代表的な応用例を中心に高分子材料への適用事例を紹介します。
プログラム
1.熱分析とは
1.1 熱分析の定義
  1.2 熱分析の種類
  1.3 熱分析データの概念

2.示差走査熱量測定(DSC)の原理と応用
  2.1 DSCの原理
  2.2 DSCの応用
  2.2.1 融解
  2.2.2 ガラス転移
  2.2.3 結晶化
  2.2.4 熱硬化性樹脂の硬化反応
  2.2.5 熱履歴
  2.2.6 比熱容量測定
  2.2.7 酸化誘導時間測定

3.熱重量分析(TG)の原理と応用
  3.1 TGの原理
  3.2 TGの応用例
  3.2.1 分解
  3.2.2 ゴム中の添加カーボンブラックの定量
  3.2.3 反応速度論解析

4.熱機械分析(TMA)の原理と応用
  4.1 TMAの原理
  4.2 TMAの応用例
  4.2.1 膨張率測定
  4.2.2 ガラス転移
  4.2.3 軟化点
  4.2.4 熱膨張・熱収縮の異方性

5.動的粘弾性測定(DMA)の原理と応用
  5.1 DMAの原理
  5.2 DMAの応用例
  5.2.1 分子量の影響
  5.2.2 橋かけの影響
  5.2.3 結晶性と結晶形態の影響と結晶化度の違い
  5.2.4 可塑化の影響
  5.2.5 ポリマーブレンド
  5.2.6 分子配向の影響
  5.2.7 熱履歴の影響
  5.2.8 複合材料における充填材(強化材)の影響
  5.2.9 熱硬化性樹脂の硬化反応と硬化度の違い

6.新しい熱分析法
  6.1 試料観察熱分析
  6.2 湿度制御熱分析
  6.3 振動温度モードDSC
  6.4 発生気体分析(EGA)とTG複合システム

□質疑応答□
 
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索