★ Carbon dioxide Capture and Storageの最前線!回収・輸送・貯留技術の動向とは?
★ 化石燃料の使用で排出される&捨てられる、CO2の有効利用とビジネスチャンスを追う!

二酸化炭素貯留(CCS)技術/CO2回収技術-国内外の技術動向/求められる技術とビジネスチャンス-
「将来展望」「CO2回収EOR」「CO2船舶輸送」「CO2のさまざまな利用展開」

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セミナー概要
略称
二酸化炭素貯留:CCS
セミナーNo.
st151213
開催日時
2015年12月10日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第1講習室
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  52,250円 (本体価格:47,500円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
54,000円 (会員受講料 51,300円)
定価:本体50,000円+税4,000円
会員:本体47,500円+税3,800円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の27,000円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
プログラム

第1部:二酸化炭素貯留技術(CCS)における国内外の動向と、
          CCSを構成する技術開発の状況、課題と展望
(10:30~12:10)

<趣旨>
  地球温暖化を阻止するためには、世界全体でのCO2排出量の大幅な削減が必要である。既存技術の複合化技術であるCCSは、本目的を達成するために欠かせない現実的な選択肢として世界で注目を集めており、我が国も技術開発・実証試験を進めているところである。
  本講座では、この「CCS」技術について、平易に解説するとともに、その必要性、国内外の動向、技術開発・国際標準化動向について紹介するとともに、CCSの課題を整理したうえで、将来展望について議論する。
<得られる知識、技術>
・地球温暖化対策
・CCSの温暖化対策技術としての位置づけ
・CCSの国内外動向
・CCSを構成する各技術(CO2回収、輸送、貯留)の詳細
・我が国の貯留ポテンシャル等)
・CCSの課題と展望

<プログラム>
 1.CCS技術の概要
 2.温暖化対策としてのCCSの必要性
 3.CCSの国際動向
 4.CCSの国内動向
 5.CCSを構成する技術開発の状況

  5.1 回収技術
  5.2 輸送技術
  5.3 貯留技術
 6.国際標準化
 7.課題と展望

  □質疑応答・名刺交換□

 
第2部:最近の石油問題とCO2回収EOR(石油増進回収)およびCCS(CO2回収貯留)
(13:00~14:40)

<趣旨>
 温暖化対策としてのCCSの重要性が指摘されているが、現状の温暖化への各国の取り組みの状況としてCCSを経済ベースで進めることは困難で、CO2の有効利用として経済性のある化学用途への利用やEOR(石油増進回収)への利用が進みつつある。一方CO2 EORによる原油回収率向上は、原油の資源量を従来の2倍に出来る可能性を持っており、石油生産の面で有用性が増している。
 今後に予想される石油問題を解説し、CO2回収を温暖化対策としてよりも原油生産としてのCO2回収EORに注目し解説する。また同時にCCS(CO2回収貯留)の現状を解説する。
<得られる知識、技術>
・最近の石油問題
・CO2 EORによる原油回収の可能性
・CO2回収技術
・CCSの現状

<プログラム>
 1.最近原油価格が下落しているが、昨年夏まではなぜ高油価が続いていたか?
 2.なぜ油価が下落したか?今後どうなりそうか?
 3.石油生産の根本的問題点
 4.最近の調査報告書ではCO2を用いたEORにより原油生産が2倍に出来るとの内容となっており、
   なぜ2倍に出来るか?
 5.CO2回収EORによりどのくらいCO2削減が可能となり、温暖化対策に寄与できるか?
 6.三菱重工業のCO2回収技術
 7.三菱重工業のCO2回収プラントの納入実績
 8.世界の温暖化に向けての状況
 9.温暖化対策としてのCCSの現状
 10.世界最大の石炭火力からのCO2回収、EORプロジェクト
 

  □質疑応答・名刺交換□

  
第3部:CO2の回収・貯留における技術動向・船舶輸送他の新たな切り口
(14:50~16:30)

<趣旨>
 CCSの研究開発や現状の商用事業から視点を移して2020年前後に新たな商用化を見越した別視点からの幾つかの切り口を紹介してビジネスの可能性を提示する。
<得られる知識・技術>
・海外におけるCCSの関心度、応用度の知見。
・海外の産業研究所が開発した新たなCO2ビジネス

<プログラム>
 1.CCSと他の温暖化対策技術との比較
 2.各分野の専門家が採点、統計分析した温暖化対策技術のランキング
 3.CO2輸送の新たな視点:シャトルシップ方式
 4.海外機関の資金を活用してシャトルシップ方式のスタディ実施
 5.北米でのCO2ビジネスの見方
 6.NYのエネルギーコンサルが示すCO2ビジネスの可能性
 7.オランダの公的研究所が進める革新的CO2活用システム
 8.火力発電所からCO2を回収してバイオ燃料用の藻を大量育成
 9.オランダのCO2農業利用ビジネスの紹介
 10.年間40万トンCO2を600戸の農家に供給、年商35億円
 11.CO2を取扱う上でのライフサイクルアセスや事象データベースの紹介

   □質疑応答・名刺交換□
 

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