粉体を扱う技術者をいつも困らせる問題である"付着"に上手く対処するために必要な知識を一から解説

粉体の付着・凝集・流動メカニズムとその評価、トラブル回避の考え方
~ 粉体ハンドリングの腕をもうワンランクアップ ~

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セミナー概要
略称
粉体付着
セミナーNo.
st160306
開催日時
2016年03月11日(金) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
東京流通センター 2F 第5会議室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
受講対象・レベル
・粉(こな)や固体粒子を扱っているが「粉体(ふんたい)」の講義などを聴いたことがない方「付着」で困っている技術
習得できる知識
・ハンドリングをするときの「粉体」の特徴とハンドリングのコツ
・「付着力」と「付着性」の考え方と、付着性の評価方法
・粉体プロセスでの付着に係るトラブルの考え方
・付着粒子の分離・除去技術の考え方
趣旨
 粉体を取り扱うと必ず問題となるのが「付着」です。この付着のし易さを表わす言葉が「付着性」ですが、この「付着性」は「付着力」と混同されているようです。
 そこで本講座では、まず「付着性」と「付着力」の関係を整理してみます。その上で装置壁にくっつく「付着」や粒子同士の付着である「凝集」、その両者が関連する粉体の「流動」について、現象の実際と実操作での例を交えて、それら物性が働くメカニズムやその測定・評価方法や測定・評価した付着性、凝集性、流動性等を基に粉体ハンドリングをどう効率よく行っていくべきなのか?また、それらの物性が基となるハンドリングに際してのトラブルをどう回避、対処していくべきなのか?等などについて、その考え方を概説します。
プログラム

0.はじめる前に
 0.1 粉と粒子について考える
 0.2 粒子の周囲の大きさと比較した粒子サイズ

1.はじめに
 1.1 まずおさえておきたいこと:粒子径とその分布
 1.2 粒子の挙動について考える
 1.3 付着、凝集、分散の実際

2.粉体の付着性とは
 2.1 付着力
  2.1.1 種々の付着力
  2.1.2 付着力の比較
 2.2 付着力と付着性の違い
 2.3 付着性と流動性

3.付着力、付着性と流動性の測定・評価
 3.1 付着力の測定法
 3.2 付着特性の評価法と評価実例
 3.3 流動性の評価法

4.付着が関与する粉体操作
 4.1 凝集粒子の分散
  4.1.1 種々の分散機
   ○気中分散機と液中分散機の違い
  4.1.2 分散操作の考え方
   ○凝集体の分離操作と操作凝集現象
   ○分散と分散安定化
  4.1.3 凝集体に働く力
  4.1.4 粒子分散の実際
   ○分散モデルの分散結果への適用事例
   ○乾燥ナノ粒子の液中分散
 4.2 配管内での粒子付着)
  4.2.1 飛散現象とそのモデル化
  4.2.2 付着微粒子の除去技術
 4.3 その他操作
  4.3.1 供給操作の実際(スクリューフィーダー供給特性と粉体付着特性の相関)
  4.3.2 圧縮成型操作(ナノ粒子の圧縮成型)
  4.3.3 流動性の改善法

5.まとめ(付着が関与する粉体操作の考え方)

□ 質疑応答 □

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