わかりにくい光学系が初心者もやさしく理解できる講座!光学設計の基礎、レンズ設計と収差補正 ~入門~
★ 5時間速習!苦手意識なら今こそ光学系を勉強してみませんか? レンズ設計、高性能化はどのようにするのか!?
★ 設計仕様書を元に、基礎から用語や意味を図表を用いて解説するので安心です。

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セミナー概要
略称
光学系設計・収差補正
セミナーNo.
st160508
開催日時
2016年05月26日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
習得できる知識
光学系の基礎; 用語の意味、仕様-仕様書作成のポイント、
レンズ設計の手順、収差補正方法、高性能化の方法などを学ぶことができます。
趣旨
 近年、光学製品の範囲は従来のカメラからCCD、LCD、LED、レーザーなどの電子デバイスとの組合せにより多種多様となり裾野は大きく広がってきました。また光学技術もプラスチックレンズ、非球面レンズ、最新ガラスなどの材料、加工、生産技術などの発展にともない新たな設計手法、考え方など必要になってきました。
 しかしながら光学技術は歴史的に光学メーカー内で発展して来たため、なかなか取り付きにくい、わかりにくい技術と言われ、かつ習得する機会も少ないものでした。
 本セミナーでは光学系について初めての方にも理解しやすいように光学系の設計仕様書を元に基礎から用語や意味を図表を用いて解説いたします。
 レンズ設計については製品開発、光学設計の工程から、ポイントとなる収差の発生原因と補正の方法、レンズタイプの特徴と選定方法などについて直感的かつ理論的に解説いたします。
 また最近の光学系は例えばCCD/CMOS画素数の増加など高性能化への要望がますます増大しております。従ってこれに対応したレンズの高性能化に対応した設計手法、考え方についても解説いたします。
 本講習により、レンズ設計者はもとより企画、開発、生産技術などより多くの光学系に関連する方々の日頃の疑問、問題点の解決の糸口になれば幸いです。
プログラム

Ⅰ.光学系の基礎
1.光学系の仕様項目、仕様書の例
2.基本仕様;焦点距離、Fナンバー、画角の意味と関係
3.画面サイズ、像高、設計波長
4.結像関係の基本;物体面-レンズ-像面の関係
5.光学材料;光学ガラス、光学プラスチックの種類、選択、問題点
6.非球面レンズ;種類と特性、使用上の注意点
7.入射瞳、射出瞳の意味
8.各種フィルターの挿入位置と影響、注意点

Ⅱ.レンズ設計
1.光学製品開発、レンズ設計のフロー
2.近軸結像と近軸感度
3.3次収差係数とザイデルの5収差-仕様との関係
4.球面収差の発生原因と補正
5.コマ収差、コマフレアーの発生原因と補正;トリプレット、ガウスタイプの例
6.像面湾曲と非点収差;ペッツバール和と像面湾曲関係、補正手段、像面のバランス
7.歪曲収差;レンズ図から見る発生原因、TV-DISTORTIONと光学歪曲収差
8.色収差;色収差補正、超色消しの考え方-各種硝材組合せと色収差の例

Ⅲ.レンズの高性能化手法
1.サイズ、枚数;手軽で減感可能なレンズ分割の考え方
2.非球面の利用;補正可能な収差と非球面の位置、注意点
3.最新の光学材料の利用;超高屈折率硝材、超低分散硝材、高屈折率-異常分散硝材
4.フォーカシング方式の工夫;各種のフローティング方式


  □質疑応答・名刺交換□

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