★ めっき液と被めっき物界面での電気化学反応の理解とその制御、物理的要素の必要性把握・工夫とその制御!
★ めっきの知識習得とめっき加工・品質のノウハウ・勘どころを学ぶ!

現場レベルでのめっき加工技術および品質トラブルの未然防止策

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セミナー概要
略称
めっきトラブル対策
セミナーNo.
st160805
開催日時
2016年08月25日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
習得できる知識
めっき実務に経験のある方に対するめっき技術と工程管理技術
めっきを必要とする部品用途設計に関連する方に対するめっき加工技術の基礎知識
めっきを必要とする部品の品質管理、品質保証を担当する方に対する工程FMEAの基礎知識
めっき加工を始めようとする方に対するめっき技術の基礎知識
趣旨
 めっき加工技術は各工程で各種化学物質を取り扱い、物理化学的処理や電気化学的処理を組合せて行なう特殊加工技術であり、次に示す2つの制御技術をそれぞれレベルアップさせることが重要です。
(1)めっき液と被めっき物界面での電気化学反応の理解とその制御技術
(2)物理的要素(設備、治具など)の必要性把握と工夫およびその制御技術
 しかし、特殊加工技術であるがゆえに油断をすると品質トラブルに遭遇しやすいのです。従って、このセミナーの内容を修得すると共にトラブル要素についての基礎知識を身に付け、もの作りにおけるサプライチェーンを強化していくことは重要です。
プログラム

1.めっき技術の基礎
 1.1 めっき技術による表面処理加工の目的
 1.2 めっきとは : 表面処理(表面改質)の中のめっき技術
 1.3 湿式めっき技術の基礎;電解めっきと無電解めっき

2.めっきのメカニズムをきっちり理解する
 2.1 湿式めっき加工技術の特殊性とメリット、デメリット
 2.2 電解めっきと無電解めっきの違いとその役割分担(めっき皮膜の析出機構の比較)
 2.3 めっき加工技術とめっき皮膜の密着性
 2.4 湿式めっきの基礎工程とQCからみる標準化の難易度

3.めっき加工の品質とは?
 3.1 付加価値要求とめっきの品質
 3.2 ひっかけ方式による電気めっき方法と膜厚ばらつき
 3.3 バレル方式による電気めっき方法と膜厚ばらつき
 3.4 めっき加工工程と品質トラブル要素

4.めっき加工品質確保のためのめっき仕様書
 4.1 製品設計、部品設計におけるめっき設計仕様書の正しい書き方
 4.2 めっき加工発注者側における加工品設計とめっき仕様の理解度
 4.3 めっき加工受注者側における加工品用途とめっき品質の理解度
 4.4 めっき加工発注者側とめっき加工受注者側のめっき品質認識のずれ

5.めっき品質トラブル
 5.1 めっき加工の3大不良モード
 5.2 受け入れ時の品質検査について
 5.3 めっきの特殊工程管理における問題点(工程FMEAの不備)
 5.4 Man(人)の役割における問題点
 5.5 めっき加工品の大気保管時の経時変化
 5.6 めっき品質不良の解析

6.品質トラブル対策
 6.1 めっき品質トラブルはなぜ起こるか?
 6.2 めっき品質トラブルを未然防止するための取り組み(工程FMEAの実践)
 6.3 ひっかけ治具方式による電解めっきの場合の未然防止策
 6.4 バレルめっき方式による電解めっきの場合の未然防止策
 6.5 微小部品を含む無電解めっきの場合の未然防止策
 6.6 めっき加工品の保管

  □質疑応答・名刺交換□

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