~ステレオカメラによる画像認識技術とその応用~
~基礎知識、優位性、実用化・事業化のポイント、陥りやすい問題点~
~他センサとの比較、得手不得手、将来展望、さらなる応用~

<車載用>ステレオカメラの原理・基礎知識、優位性・課題と応用展望
高精度、ロバスト性に優れる、実用に供することのできるステレオ処理技術
ステレオカメラ「アイサイト」の開発者 実吉氏が解説

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セミナー概要
略称
ステレオカメラ
セミナーNo.
st160809
開催日時
2016年08月29日(月) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
趣旨
 自動車は運転者の思い通りに動けるがゆえに衝突事故が絶えない。そこで自動車自身が事故を未然に防ぐ様々な技術が注目されているが、その中で最も重要な技術が周囲の状況を認識する交通環境認識技術である。
 本講座では人間と同じ原理で動作するステレオカメラにより、複数の立体物の位置や相対速度を短時間で認識し、衝突の危険性を判断する技術を紹介する。 さらにその考察をもとに、板厚方向を多層とした数値解析技術により、その変形量の予測に関しての新たな概念を提案する。なお、時間が許す限り、射出成形過程の色々な可視化映像も披露し、ソリ変形だけではなく、様々な成形不良現象の発生メカニズムを紹介する。
プログラム

1. はじめに
 1.1 事故低減への取り組み
 1.2 衝突回避に必要な情報
  (1) 最大検出距離
  (2) 最大視野角
  (3) 相対速度
  (4) 占有領域
  (5) 道路境界

2. ステレオカメラの優位性
 2.1 情報量の多さ
 2.2 視野の広さ
 2.3 処理速度の速さ
 2.4 使用する波長領域
 2.5 実用化されているセンサの比較
 2.6 各種センサの比較実験
 
3. ステレオカメラによる画像認識技術
 3.1 ステレオカメラの原理
 3.2 原画像情報の利用
 3.3 交通環境認識
  (1) 白線の検出
  (2) 道路表面の検出
  (3) 立体物の検出
  (4) 壁の検出
 3.4 リアルタイム処理
 3.5 最近の視差画像生成法

4.ステレオカメラの設計
 4.1 基本構想
 4.2 カメラ部
 4.3 回路部
 4.4 処理の実装
  (1) 基本的考え方
  (2) 入力部
  (3) ステレオマッチング
  (4) ミスマッチングの低減
  (5) 補正・校正の方法
 4.5 悪条件への対応
  (1) オクルージョンとその対策
  (2) ダイナミックレンジの拡大
  (3) 雨、雪、霧、夜間、逆光のとき
 4.6 車載するときのポイント
 4.7 製作したステレオカメラの実演

5.ステレオカメラの応用
 5.1 飛び出してくる歩行者の検出
 5.2 バックモニター
 5.3 自律走行
 5.4 全方位ステレオカメラ

6.開発初期の頃

7.結言


  □質疑応答□

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