~応力集中の発生位置・メカニズムを平易に学ぶ~

異種材料接合体における応力・ひずみの基本的考え方と界面強度評価
異なる材料の接合界面で強度低下を招く、特異応力場の考え方とは?
具体例をふまえて応力とひずみの関係を平易に、わかりやすく解説

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セミナー概要
略称
接合体評価
セミナーNo.
st160811
開催日時
2016年08月29日(月) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第1講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
習得できる知識
製品のどのような位置にどのようなメカニズムで“応力集中”が発生するか、どのような点に注意すればいいのか、CAE解析(シミュレーション)のポイントなどを豊富な研究事例を参照しながら解説する。
趣旨
 特性の異なる材料を接合して作成される異材接着接合体は、界面端に発生する特異応力場により、その強度が低下する。本講座では、まず接合界面に生じる厳しさの程度を表す、応力やひずみの考え方を、基礎から応用まで具体例を挙げて分かり易く説明する。次に、強度評価に必要な特異応力場の考え方と特異応力場の強さを求める手法を説明する。最後に、接合体の強度評価および特異応力場の解析に関する最新の研究成果を紹介する。
プログラム

1. 異材接合界面に生じる応力とひずみの考え方
 1.1 界面に生じる応力とひずみとはどのようなものだろう?
 1.2 材料の組み合わせが異なると,応力とひずみはいかに変わるか?
 1.3 接合界面の形状が異なると,応力とひずみはいかに変わるか?
 1.4 接合界面の状況を理解するため,応力とひずみの基礎知識とは何か?

2. 応力とひずみの基本的な考え方
 2.1 応力とひずみとは何か?どのような種類があるのか?
 2.2 応力とひずみがゼロとなるのはどこか?どこで最大となるのか?
 2.3 垂直応力とせん断応力のプラスやマイナスの意味とは何か?
 2.4 極座標で表した応力とひずみの意味とは何か?
 2.5 引張りやねじり負荷ではどのような応力とひずみが生じるのか?
 2.6 切断面にはどのような応力やひずみが生じるのか?

3. 形状の不連続により生じる応力集中の考え方
 3.1 円孔による応力集中とはどのようなものか?
 3.2 楕円孔による応力集中とはどのようなものか?
 3.3 切欠きによる応力集中とはどのようなものか?
 3.4 き裂による応力集中とはどのようなものか?
 3.5 界面き裂による応力集中とはどのようなものか?

4. 材料の不連続により界面に生じる応力集中の考え方
 4.1 楕円形介在物による応力集中とはどのようなものか?
 4.2 楕円体状介在物による応力集中とはどのようなものか?
 4.3 長方形介在物による応力集中とはどのようなものか?
 4.4 円柱状介在物による応力集中とはどのようなものか?

5. 異材接合界面に生じる特異応力場の応力解析法とその強度評価
 5.1 異材接合界面に生じる特異応力場とはどのようなものか?
 5.2 その特異応力場はどのようにすれば解析できるのであろうか?
 5.3 材料が異なると特異応力場の強さはどのように変わるのか?
 5.4 解析結果を基にして接合板の強度をどのように評価できるのか?
 5.5 重ね合わせ継手に生じる特異応力場はどのようなものか?
 5.6 解析結果を基に重ね合わせ継手の強度をどのように評価できるのか?


□ 質疑応答 □

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