~延伸工程の理論と実挙動の検証による技術開発へのフィードバック~

高機能フィルムの開発・改良に役立つフィルム・延伸用材料設計および成形プロセス技術とスケールアップ論
★ダイ不良、ドローレゾナンス現象、押出機内樹脂劣化、ブリードなどお困りのことはありませんか?
★延伸成形製品の品質向上に役立つ、各工程の理論や評価、解析が詰まった充実の1日です。

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セミナー概要
略称
フィルム延伸
セミナーNo.
st160814
開催日時
2016年08月30日(火) 10:00~17:00
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5階 第4講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
習得できる知識
レオロジーの基礎、フィルム成形技術、構造解析技術
趣旨
 延伸フィルム工程に重要なレオロジー、押出機、ダイス、冷却固化、縦延伸、横延伸、熱処理工程の技術に関して紹介する。特に、理論的な観点から延伸工程を理解することにより、延伸性の改良を樹脂および延伸条件の観点から考えるための基礎的考え方を概観する。
 高次構造も同時に観察可能な二軸延伸工程の評価技術や試験機レベルから実機レベルにする時のスケールアップ則も取り上げる。また、延伸法である遂次二軸延伸、同時二軸延伸、チューブラー延伸法の違いについても紹介する。    
プログラム

1.フィルム開発製品の動向
 ○ フィルム生産機の開発動向と生産能力、需要動向

2.レオロジーと成形加工
 ○ 剪断・伸長流れの評価方法
 ○ 緩和挙動とフィルム成形の関係

3.押出機内の樹脂劣化の定量解析と劣化防止
 ○ 酸化劣化のメカニズム
 ○ スクリュー形状と劣化の関係
 ○ 劣化防止方法

4.ダイの不良現象の可視化観察および原因究明
 ○ ダイ内の可視化による不良現象の把握
 ○ フィルム・シートの表面荒れとダイ内不良現象
 ○ ダイ内不良現象の対策

5.インフレーション成形の理論解析
 ○ インフレーション成形の理論解析技術
 ○ 成形条件と物性の関係
 ○ インフレーション成形用ダイスの形状と偏肉の関係
 ○ インフレーション成形のスケールアップ則(試験機と実機の対応)

6.溶融キャスト成形のネッキングおよび成形不安定現象
 ○ ドローレゾナンス現象と理論的解釈
 ○ ネッキング量の予測および樹脂とネッキングの関係
 ○ 成形条件と物性の関係

7.延伸用原反シートの冷却解析と球晶サイズ、透明性
 ○ 原反シート成形における冷却計算
 ○ 原反成形時の結晶化時間と結晶化度、球晶生成、透明性の関係
 ○ 冷却ロールサイズ、冷却条件による高次構造の変化

8.二軸延伸挙動の可視化解析と実用評価技術
 ○ 一軸延伸過程の可視化(延伸応力、配向、球晶)による樹脂の評価
 ○ 二軸延伸過程の可視化(S-S曲線、3軸配向評価、球晶、位相差分布価)

9.延伸フィルム成形工程の延伸挙動解析
 ○ 二軸延伸過程のシミュレーション解析
 ○ 実験による原反、一軸縦延伸、横延伸挙動の把握、樹脂による延伸挙動変化観察

10.チューブラー二軸延伸成形とその材料設計
 ○ チュ-ブラー延伸工程の変形挙動
 ○ 延伸性を改善するための樹脂性状
 ○ スケールアップ則
 ○ チューブラー延伸法とテンター二軸延伸法(遂次、同時)の違い

11.フィルム内添加剤のブリード機構解明
 ○ 理論による添加剤のブリードメカニズムとブリード量の予測技術

12. 高機能性フィルムの開発動向
 ○ IT・電子材料、食品、医療、加飾用フィルムの最近の開発動向

  □質疑応答・名刺交換□

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