2016年08月30日(火)
13:00~16:00
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非会員:
44,000円
(本体価格:40,000円)
会員:
41,800円
(本体価格:38,000円)
学生:
44,000円
(本体価格:40,000円)
43,200円 (会員受講料 41,040円 )
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
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※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
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・熱膨張機構(特に高分子)
・熱膨張係数測定方法
・高分子材料の低線膨張化の指針
熱膨張挙動は物質の最も基本的な物性の1つであり、密度に関連する全ての物性に影響を及ぼす。特に、どのような材料においてもさまざまな温度環境下での使用に際し、材料の熱膨張係数の低減が大きな課題であることから、熱膨張機構を踏まえた上で材料への応用展開を図る必要がある。それゆえ、なぜ熱膨張するのかといった熱膨張機構の基礎から種々の材料、特に高分子およびその複合材料における熱膨張挙動の特徴について概説する。
そして、低熱膨張材料を設計する場合の指針となることを趣旨とする。
1.熱膨張の基礎
1.1 熱膨張の原理 ~物質はどのように熱膨張するのか~
1.2 高分子の熱膨張 ~高分子は他の物質と同じ原理で膨張するのか~
1.3 自由体積とは? ~定義,測定法と熱膨張とのかかわり~
1.4 高分子の熱膨張機構 ~熱膨張機構を基にした抑制原理~
2.熱膨張測定の基礎
2.1 線膨張係数 ~定義と測定法~
2.2 体膨張係数 ~PVT挙動~
3.種々の材料の熱膨張挙動と熱膨張係数
3.1 各種高分子 ~膨張係数の特徴~
3.2 繊維 ~負の熱膨張係数~
3.3 高分子系複合材料 ~複合則と複合例~
4.材料の低線膨張化
4.1 プレス延伸法 ~汎用樹脂及び透明樹脂の低線膨張化~
4.2 成形加工とPVT挙動 ~成形加工プロセスとのかかわり~
□ 質疑応答 □