1.【高導電性】 材料選択とコンパウンド設計の考え方
1.1 高分子に共通する量子論的電気挙動
1.2 高導電設計の基本的な設計技術
1.3 理論的に得られる導電性上限と阻止要因
1.4 金属系キャリア材料の選択
2.【半導電性】 安定製造のためのポイントと布石の技術
2.1 「計測技術の確立なくして設計不可能」の現実
2.2 半導電設計の考え方と物理学的検証
2.3 半導電領域に適したカーボンブラックの見分け方
2.4 分配係数という概念と必要な混練技術
3.【静電気放散性】 静電気制御という概念の把握
3.1 静電気の本質と定量化
3.2 用途で変わる静電気放散性付与の設計
3.3 帯電防止剤選択のポイントと機能の限界
3.4 フィルム製造における剥離帯電現象と加工技術
4.【電波吸収性・遮蔽性】 基本的指針と材料の選択眼
4.1 電界・磁界・周波数の関係を理解する
4.2 電波吸収用配合材料と周波数に適した設計指針
4.3 シールド設計の鍵は「アルミ箔を超えられるか」に在り
4.4 技術よりもマーケテイング力が制する市場の異質
5.【高絶縁性】失敗例に学ぶバイパス阻止の構想力
5.1 電気の通り道を分子レベルで考察する
5.2 ポリマー分子構造から絶縁能力を読み取る
5.3 フィルムとシート製造における水分と異物対策
5.4 絶縁に関する測定値のバラツキをどう捉えるか
□質疑応答・名刺交換□