自動車用48V電源システムで変わる世界市場・技術要件への対応指南
※会場が変更になりました(9/2)

48V化によって今後の世界市場・製品開発に何が大きく影響するのか。日本企業各社の動きが鈍いのは、なぜか。
発表製品からよむ欧州の思惑、実測データからわかった具体的な燃費改善率をもって検証。

日本企業が「48Vシステム市場に参入するべきか」「しないべきか」を
市場・製品動向と今後必要になっていく技術解説をもとに指南する

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セミナー概要
略称
48V対応指南
セミナーNo.
st160904
開催日時
2016年09月13日(火) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
AP浜松町 B1F Fルーム
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
習得できる知識
48V系システムが今後世界の主流になり得るかどうかについて、技術的なバックグラウンドから理解ができる。またAudi等の欧州の戦略と我が国の自動車業界の戦略・考え方の違いが分かる。
特に専門的な知識を必要としないように解説も配慮するので、文系の方でも参加可能。
趣旨
 未だ、次世代自動車において、48V系電源システムが主流になるのか、過渡的な技術なのかという結論は出ていない。今回は様々な市場動向調査、並びに各社の動き、そして実際に電源設計した評価結果の視点から、48V系電源システムの未来について示唆する。
まずはどうして48V系システムが燃費向上効果があるのか、というシンプルなメカニズム説明から入り、回生ブレーキ、アイドリングストップ機構等、どのシステムが最も燃費向上効果があるのかについても明確化する。
さらに、本システムにおいて最も重要なキーテクノロジーについて、DC-DCコンバータ、48V系インバータ、リチウムイオンバッテリ寿命問題の3視点から切り込み、その解決法について解説を行う。特にアウディが採用した初の48Vシステムを持つQ7について、その戦略の裏側を探る。
プログラム

1. なぜ今,車載用48Vシステムなのか?
 1. 欧州自動車メーカが協定を結んだ理由
 2. 欧州が48Vシステムを選定する理由
 3. 日本のハイブリッド車(ストロング・ハイブリッドシステム)と
   欧州の48V系ハイブリッド車(マイルド・ハイブリッドシステム)との違い
 4. 車載用48V電源システムのメリットとデメリット
 5. 日本における48V電源システム車の市場可能性

2. 車載用48V電源システムに対する各完成車メーカ・サプライヤの動き
 1. 48V電源システムに対する完成車メーカの動き
 2. 48V電源システムに対するサプライヤメーカの動き
 3. 国際的な燃費・排ガス測定方法の動き

3.欧州における48V電源システム車とストロング・ハイブリッド車との棲み分け戦略図
 1. 欧州のプラグイン・ハイブリッド車導入活発化の意味
 2. アウディA3 Sportback e-tron 試乗レポート

4. 車載用48Vシステムの市場に対する商機とその未来
 1. 48V電源システム用DC-DCコンバータにおける商機とクリアすべき課題
  1.1 Bosch
  1.2 Continental
  1.3 Valeo
  1.4 Hella
 2. 48V電源システム用補機類における商機とクリアすべき課題
 3. 48V電源システム用バッテリにおける商機とクリアすべき課題

5. 車載用48V電源システムに要求される最新パワーエレクトロニクス技術
 1. 48V電源システム用DC-DCコンバータ
  1.1 多相化技術
  1.2 結合インダクタ方式
 2. 車載用電力変換器へのSiC,GaNパワー半導体の適用とノイズ問題
  2.1 新材料パワー半導体の高周波動作に対するアドバンテージ
  2.2 高周波動作における問題点 -ノイズの観点から-
 3. 燃料電池車用DC-DCコンバータ技術の48V電源システムへの適用

6. 2025年へ向けた欧州規格とそれに対応した自動車産業の目指すべき技術の方向性
 1. 過去のマイルド・ハイブリッド車における課題抽出
 2. 車載用48V電源システムの燃費改善効果と限界
 3. 48V電源システムにおける将来予測
 4. 今後の国際競争激化に対する完成車メーカ,サプライヤメーカへの提言


□質疑応答□

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