反応押出を用いる材料を設計する上で知っておきたい知識を解説
新規材料開発のヒントが本セミナーには詰まっている!?

リアクティブプロセッシングによる材料設計:基礎と応用

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セミナー概要
略称
反応押出材料設計
セミナーNo.
st160911
開催日時
2016年09月16日(金) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん  5F 第3講習室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 (会員受講料 41,040円 )
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料付
講座の内容
受講対象・レベル
学部レベルの高分子化学の知識を習得していることが望ましい。
習得できる知識
・反応と反応生成物の作用機構
・反応による多相構制御
・実用材料の構造と材料特性
・ポリマーアロイの相溶性・相分離などの基礎知識
・高分子の構造と材料物性の関係
趣旨
 リアクティブプロセシングによって、これまでに数多くの高分子アロイ材料が実用に供されてきた。これらの実用材料の設計概念を十分に理解することなしに更なる新規材料の開発は望めないのだが、モノの開発・上市が先でいつも理屈付けは後追いというのが当たり前になっていた。しかし、近年この流れからの脱却事例が見られるようになり、原理原則に忠実に沿った高性能アロイが誕生してきている。
 本講では、リアクティブプロセシングによる材料設計の基礎と応用について講究する。
プログラム

1.相溶性と反応
 1.1相溶性と相図
 1.2 スピノーダル分解と構造形成
 1.3 反応誘起型相分解とその応用 
  1.3.1 熱硬化性CFRPのマトリックス樹脂
  1.3.2 半導体パッケージ用接着剤
  1.3.3 熱可塑性CFRP用の易含浸性樹 脂
  1.3.4 バルク重合によるサラミ構造物:ABS,HIPS

2.反応押出
 2.1 高分子‐高分子界面
 2.2 機械的細化:3D→2D→1D→3D
 2.3 界面カップリング反応
 2.4 in situ生成共重合体によるナノ分散
 2.5 in situ生成共重合体の引き込み
 2.6 応用事例:PA/PPE系エンプラ,耐衝撃性ナイロン,ブロックPP,耐衝撃性PLA,エネルギー吸収ナイロン系ナノアロイ等

3.せん断場での相溶解と相分解をともなう反応押出
 3.1 せん断速度と相図
 3.2 押出過程での相溶解と相分解
 3.3 スピノーダル構造の固定化
 3.4 応用事例:高性能PC/PBT系アロイ,高性能PC/ABSアロイ,TSOP等

4.動的架橋による熱可塑性エラストマー
  ・相反転・架橋・部分相溶・結晶化

5.チューブ型リアクターとしての二軸スクリュー押出機
  ・脱水・乾燥・脱気・混練

質疑応答

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