工業プロセスにおける実践的な蒸留技術の知識・技術を身に着けよう! 基礎的な理論から、運転の解析・トラブルシューティング、省エネまでを、最新の蒸留システムを開発する等、蒸留の最先端理論を現場で駆使する講師が分かり易く解説する、充実の一日です。

実用 蒸留技術
~基礎理論、蒸留プロセス設計、トラブルシューティング、省エネルギー技術~

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セミナー概要
略称
蒸留
セミナーNo.
st161023
開催日時
2016年10月31日(月) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第1講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
受講対象・レベル
石油精製、石油化学、ケミカルプラントに従事するエンジニア。
化学工学の知識があることが望ましいが、必須ではない。
習得できる知識
蒸留技術に関する実践的な技術、特に省エネルギー化の技術知識が得られます。
趣旨
 蒸留分離は、工業界では依然として分離操作の中心的な存在であるが、大学における研究は盛んとはいえず、知識の空洞化が懸念されている。世界的に省エネルギー化やGHGs排出削減が叫ばれるなか、蒸留操作が担う責任は重い。
 本講義では蒸留技術の基礎理論をおさらいし、工業界での実践的な設計やトラブルシューティング、省エネルギー技術について解説する。特に、省エネルギープロセスについては、講師が開発し商業目的初号機が稼動しはじめる究極の省エネルギー装置“SUPERHIDIC”における実際の運転状況、最新の情報を盛り込みながら解説する。
プログラム

1.蒸留の基礎理論
 1.1 蒸留が何故いまでも重要なのか
 1.2 蒸留の原理 ~なぜ蒸留が広く利用されるのか~
 1.3 蒸留塔の構造

2.蒸留プロセスの設計
 2.1 塔内部品ハイドロリクス
 2.2 塔内部品選定 ~トレイ or 充填物~ 
 2.3 蒸留プロセスの図解法
   (1) McCabe-Thiele法
   (2) Ponchon-Savarit法
 2.4 三角線図を用いた分離計画
   (1) Residue Curve Map
   (2) Distillation Boundary Diagram
   (3) 蒸留分離計画

3.運転解析とトラブルシューティング
 3.1 運転データと解析アプローチ
 3.2 運転トラブルと対応例
   (1) マランゴニーフォーム
   (2) ロスフォーム
   (3) 固形物析出

4.省エネルギー蒸留プロセス
 4.1 ペトリューク塔・Divided Wall Column                                                                 
 4.2 改良形ペトリューク塔
 4.3 塔頂ガス再圧縮型蒸留塔
 4.4 SUPERHIDIC vs 従来型HIDiC(内部熱交換型蒸留塔)
 4.5 SUPERHIDIC vs 自己熱再生塔 ~なぜSUPERHIDICの方が自己熱再生塔よりも優れているか~
 4.6 SUPERHIDICの初号機

  □質疑応答・名刺交換□

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