ロール・ツー・ロールを構築・運用していく上で基本的な考え方と問題点、その対処法を伝授

ロール・ツー・ロール製造の基礎とプロセス構築の要点、トラブル対策【京都開催】

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セミナー概要
略称
ロールtoロール【京都開催】
セミナーNo.
st161204
開催日時
2016年12月07日(水) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
京都リサーチパーク 1号館 4F 中会議室C
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
受講対象・レベル
・機能性フィルムの研究,開発,製造に携わる方
・プラスチック基板への薄膜形成に携わる方
※ 薄膜形成技術及びに真空技術の基礎的な知識を持っていることが望ましいです
習得できる知識
・プラスチックフィルムへの成膜技術の基本知識
・ロール・ツー・ロール成膜技術の問題点と解決への手がかり
趣旨
 要求される性能と耐久性を満足する枚葉での開発結果を、ロール・ツー・ロール方式に拡張する場合、単なるスケールアップだけでなくロール状のプラスチック フィルムを使用することによる装置やプロセスなどに大きな課題に直面する。これらの課題は実務経験の科学的分析を通して普遍的な知識として体系化すること により克服できるものと考えるが、現時点では現場のノウハウや暗黙知により行われることが多い。
 本セミナーにおいては、ロール・ツー・ロール方式による機能性フィルムの研究から生産にいたる技術開発、現場における製造管理など30数年におよぶ経験に基づく知見を整理・分析することで、ロール・ ツー・ロールの概要、導入のメリット・デメリット等の基礎的な事項から、ロール・ツー・ロールによるスケールアップの考え方、実際に製造プロセスを構築していくうえでの注意点、また運用している際に生じやすいトラブルとその対策等、本分野の課題と解決の手がかりを解説する。
プログラム

1.プラスチックへの成膜技術
 1.1 プラスチックへの成膜技術が拓く世界
 1.2 プラスチックと無機材料
 1.3 プラスチック基板への成膜技術~成膜法の種類と特徴・長所/短所
  1.3.1 ドライコーティング
  1.3.2 ウェットコーティング

2.ロール・ツー・ロールの概要
 2.1 ロール・ツー・ロールによる成膜とは
 2.2 ロール・ツー・ロールのメリット、デメリット

3.ロール・ツー・ロールプロセス構築の要点と問題点
 3.1 ロール・ツー・ロールプロセスの構築の要点
 3.2 膜形成プロセスと基本パラメタ制御
 3.3 大面積基板への拡張
 3.4 付着力の改善

4.ロール・ツー・ロール成膜要素技術
 4.1 巾方向・流れ方向の膜厚、組成、構造の均一性制御
 4.2 基板への熱流解析
 4.3 成膜中のフィルム挙動,熱負け制御

5.ロール・ツー・ロールプロセス運用時のトラブル対策
 5.1 成膜シミュレーション技術
 5.2 カソードおよびターゲット設計
 5.3 成膜速度の限界、コスト、収率
 5.4 欠陥(膜外観や膜無し部分)の発生対策
 5.5 インライン測定による検査
 5.6 シワ
 5.7 巻き取り

□ 質疑応答 □

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