~表面張力調整と消泡・脱泡~
~ムラの無いコーティング膜を得るには?~

コーティング用添加剤の基礎と応用
★ ワキや泡立ちを起こし、クレーターやハジキ、ピンホールなどのトラブルが発生していませんか?
★ 不具合の発生メカニズムを考察し、求める性能をコーティング剤の配合設計に反映し、問題に対処するセミナーです。

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セミナー概要
略称
コーティング用添加剤
セミナーNo.
st161219
開催日時
2016年12月21日(水) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
東京流通センター 2F 第4会議室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 (会員受講料 41,040円 )
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料付
講座の内容
習得できる知識
1.濡れ 2.表面張力 3.界面活性剤 4.ポリシロキサン 5.表面調整
6.泡 7.ワキ 8.クレーター 9.親水性 10.疎水性   などを学ぶことができます。
趣旨
 塗料の水系化、UV化や高固形分化は、環境に適応する材料開発として有益である半面、ワキや泡立ちを起こし、また表面張力が増すため被塗物への濡れが足らず、クレーターやハジキ、ピンホールといった特有の問題が生じます。こうした問題の解決のため重要な役割を果たす、添加剤の基本的な化学構造や用途改善の事例を紹介します。不具合の発生メカニズムを考察し、求める性能をコーティング剤の配合設計に反映することで、コーティングプロセス、フィルム形成において生じる問題に対処します。
 本講座にて添加剤の種類、役割、機能などの知識や情報と共に、コーティング工程での問題を分かりやすく説明いたします。
プログラム

■第1部「液状コーティング材の表面張力低減と表面調整」
1.塗料・インキ用途向け有機変性シロキサン添加剤の概要
 1.1 界面活性剤として
 1.2 シリコーンオイル(ジメチルポリシロキサン)について
 1.3 有機変性シリコーン;種類と構造(化学・模式)および特性

2.濡れに関する問題:シロキサン系基材湿潤剤の製造、構造および特性
 2.1 ポリシロキサンの合成と有機変性
 2.2 界面活性剤の表面張力コントロール機能
 2.3 様々な表面張力調整剤の構造
 2.4 ポリエーテル変性ポリシロキサン添加剤の構造と表面張力に与える影響
 2.5 基材湿潤剤の化学構造による分類
 2.6 表面張力の動・静的事象と化学構造との関係
 2.7 水中と水系塗料中での挙動と化学構造による差異
 2.8 基材湿潤剤の水溶性と起泡性

3.表面調整剤について
 3.1 シリコン系とアクリル系での表面構造改質の違い
   (溶剤系2液PU自動車補修用クリアーコートでの単独および併用事例)
 3.2 添加剤の構造と表面特性(表面張力・構造等)の関係
 3.3 表面調整剤と構造・化学特性について

■第2部「水系消泡(TEGO Foamex)と溶剤系ワキ防止・脱泡(TEGO Airex)」
 1 (消泡).泡の発生と消泡メカ二ズム
 2 (消泡).消泡剤の形態と効率的な処方・試験例及び推奨製品の紹介
 3 (消泡).ポリシロキサン構造と疎水性・相溶性コントロールとクレーターの生成および予防
 4 (脱泡).マイクロ泡によるワキ現象
 5 (脱泡).脱泡メカニズムその1;気泡の成長・上昇による泡抜き
 6 (脱泡).脱泡メカニズムその2;ヤングラプラスによる消失
 7 (脱泡).脱泡剤の成分と気液配向性、およびレベリング副次効果
 8 (脱泡).脱泡剤の選び方-塗料極性と相溶性、および製品紹介


  □質疑応答・名刺交換□

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