活性炭の基礎的な物性、用途にあった選定方法、作製法、細孔構造制御法、効率的な再生、コスト低減策…etc
活性炭を開発/活用するための知見を余すところなくお教えします
1.活性炭吸着の基礎
1.1 活性炭の役割とニーズ
1.2 吸着相互作用
(1) 各種吸着相互作用
(2) 液体吸着における相互作用
(3) 気体吸着における相互作用
1.3 吸着平衡
(1) 吸着量の測定と吸着平衡
(2) 吸着等温線の分類
(3) 吸着平衡データ解析の考え方
(4) 吸着熱と吸着平衡の温度変化
1.4 吸着速度と拡散の考え方
(1) 多孔性固体における物質移動
(2) 境膜での拡散と粒子内拡散
(3) 線形推進力近似
1.5 破過特性
(1) 破過曲線とは
(2) 固定層における吸着速度論
(3) 近似計算
(4) 破過時間と破過曲線の計算
1.6 吸着平衡と吸着速度のどちらが重要なのか
2.活性炭の特性と用途に合った特性
2.1 活性炭の種類と特性
(1) 粉末活性炭
(2) 粒状活性炭
(3) 繊維状活性炭
(4) ハニカム状活性炭
(5) その他の機能性活性炭
2.2 用途に合った活性炭の選定
(1) 吸着特性の指標と支配因子
(2) 表面特性と細孔特性を考慮した選定
3.活性炭の作製と細孔構造制御
3.1 活性炭の作製法
(1) 前駆体の炭化と賦活
(2) 細孔構造制御の問題点
3.2 細孔構造制御法
(1) ゾル-ゲル法を利用したメソ細孔制御
(2) 賦活前処理によるメソ細孔の形成
4.活性炭の効率的な再生とコスト低減策
4.1 活性炭の再生法の特徴と比較
(1) 減圧再生(PSA操作)
(2) 加熱再生(TSA操作)
(3) 水蒸気脱着
(4) 薬液再生(溶媒再生、酸・アルカリ再生)
(5) 生物再生
4.2 再生による活性炭の変化と吸着効率低下の防止策
(1) 再生による活性炭の表面化学構造の変化
(2) 繰り返し再生の影響
(3) 吸着効率低下の防止策
4.3 効率の良い再生によるコスト低減策
5.研究開発事例
5.1 ゾル‐ゲル法によるカーボンゲルの作製と応用
(1) ゾル‐ゲル法によるカーボンゲルの合成
(2) カーボンゲルのナノ細孔構造制御
(3) カーボンクライオゲルのバルク形状制御
(4) カーボンクライオゲルの応用(電気二重層キャパシタ電極, リチウムイオン電池用負極材料)
5.2 廃棄物からのメソ細孔性活性炭の作製と応用
(1) 活性炭の新規製造法
(2) 各種固体廃棄物からの活性炭製造
(3) 作製活性炭の液相吸着特性
□ 質疑応答(トラブルシューティングなど) □