~イオン伝導の向上に向けて基礎と測定・評価をしっかり学ぶ~

イオン伝導 入門
イオン伝導の基礎を説明すると共に、その薄膜作製法、電気的特性の測定方法と解析法を解説

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セミナー概要
略称
イオン伝導
セミナーNo.
st170316
開催日時
2017年03月27日(月) 13:00~16:00
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 (会員受講料 41,040円 )
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
資料付
講座の内容
受講対象・レベル
大学の講義レベルの、イオン導電体の基礎的なことを講演させて頂きますので、既に専門的に研究を行っている方は対象から外れます。
習得できる知識
・固体内のイオン伝導現象に関する基礎的知識
・インピーダンス法によるイオン導電体の評価方法と測定ノウハウ
趣旨
 イオン導電体とは固体でありながらイオンが伝導する物質の事である。イオン導電体は次世代型リチウム二次電池、燃料電池、センサー、表示素子等の電気化学デバイスとして幅広い応用が期待されている。これらの概要についてイオン伝導の基礎を説明するとともに、その薄膜作製法、電気的特性の測定方法と解析法、リチウムイオン導電体を中心にした具体例などについて講演する。
プログラム

1.固体内のイオン伝導の基礎 ~イオン導電体とは~
 1.1 熱活性型のイオン伝導
 1.2 一次元周期ポテンシャル中のイオン伝導

2.イオン導電体薄膜の作製 ~物理蒸着法~
 2.1 真空蒸着法
 2.2 スパッタリング法
 2.3 PLD法

3.イオン導電体のインピーダンス
 3.1 測定試料の構成~バルクと薄膜~
 3.2 測定系の構成
 3.3 インピーダンススペクトルから何がわかるか?
  3.3.1 イオン伝導におけるDebyeの緩和式
  3.3.2 等価回路とインピーダンススペクトル

4.イオン導電体のイオン伝導 ~リチウムイオン導電体を中心に~
 4.1 結晶・バルクのイオン伝導
  4.1.1 結晶構造とイオン伝導の異方性
  4.1.2 絶縁体分散効果(Liang効果)
  4.1.3 高圧力下でのイオン伝導
 4.2 薄膜のイオン伝導
  4.2.1 薄膜の経時効果
  4.2.2 薄膜の熱処理効果
  4.2.3 イオン導電体薄膜のイオン伝導の例
  4.2.4 イオン伝導度の膜厚依存性とLiang効果

5.イオン伝導の向上とイオン導電体の実用化に向けて
 5.1 高イオン伝導に要求される要素
 5.2 Liイオンの伝導経路を増すような構造
 5.3 キャリアの数密度の最適化
 5.4 イオン導電体材料の選定について

□ 質疑応答 □

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