ファインセラミックスの水系テープ成形プロセスに関する基礎と実践
セラミックスのテープ成形に水系溶媒の導入を検討している方、水系テープ成形プロセスで困り事がある方は必聴!?
テープ成形の基礎からサスペンジョンやバインダーの特性、扱い方まで徹底解説

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セミナー概要
略称
水系テープ成形
セミナーNo.
st170406
開催日時
2017年04月18日(火) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4F 第2特別講習室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 (会員受講料 41,040円 )
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
資料付
講座の内容
受講対象・レベル
・セラミックスメーカー(産)や官、学の研究機関の若手技術者
・セラミックス分野に進出を予定しているメーカーの技術者
・バインダーメーカー(特に水系)など
習得できる知識
・セラミックスのテープ成形プロセスに用いられる水溶性樹脂の種類と特徴
・水溶性アクリル樹脂の基礎
・水系サスペンジョンのレオロジー特性とテープ特性との関係
(ポリマーの粉体への吸着挙動、pH、酸価、中和剤添加方法等)
・水系サスペンジョンの消泡、抑泡方法
趣旨
 グリーンシートは主に非水系で生産されている。有機溶剤が火災源になることに加え,溶剤の毒性が大気汚染、さらに人体に悪影響を与えるという問題がある。これに代わるエコフレンドリーな水系のプロセスはこれまで長い間期待されながら、水系での生産は一部に限定されているのが現状である。以下に述べるような課題が考えられる。
 ①有機溶剤に比べて蒸発しにくく,生産性が劣る
 ②湿気に対して敏感である
 ③非水系ポリマーに比べて熱分解性が劣る
 ④テープ中のセラミックスの充填度の制御方法
 ⑤インク中の有機溶剤との濡れ性に劣る
 本セミナーでは水溶性アクリル樹脂(バインダー)を例としてサスペンジョン、テープに関する基礎的な事項を説明する。設備やインフラを含めた製品化のための開発の一助としたい。
プログラム

1.ファインセラミックスのテープ成形プロセス
 1.1 テープ作製に用いられる成形プロセスと使用される代表的な樹脂(非水系、水系)
  1.1.1 テープ成形(ドクターブレード法等)
  1.1.2 押出し成形
  1.1.3 粉末圧延
  1.1.4 インジェクション

2.水系サスペンジョンの基礎研究
 2.1 低分子酸(アジピン酸)の金属酸化物(アルミナ)への吸着
  2.1.1 アジピン酸、アルミナのpHによるゼータ電位の変化
  2.1.2 アジピン酸のアルミナへの吸着挙動の分子論的な解析
  2.1.3 カルボキシル基を持つ水溶性アクリル樹脂の吸着挙動、サスペンジョン、テープ特性の予測

3.水系サスペンジョン、テープ特性に及ぼす諸因子の影響、考察
 3.1 ポリマー水溶液のpH
  3.1.1 ポリマー水溶液の粘度、ポリマーフィルム特性
  3.1.2 サスペンジョンのレオロジー特性(粉体、溶媒、ポリマー間の相互作用から考察)
  3.1.3 乾燥過程におけるサスペンジョンの粘弾性の変化とテープ特性
 3.2 ポリマーの中和剤の添加方法(前、同時、後添加)
 3.3 ポリマーの酸価
 3.4 分散剤とポリマーの相溶性

4.質疑応答

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