リチウムイオン電池の安全性や信頼性に対する要求が高まっている。製品の安全規格開発等を手がけるUL(Underwriters Laboratories)の講師2名がリチウムイオン電池関連の規格・認証動向や安全性評価・試験について解説する

リチウムイオン電池関連の規格・認証動向と安全性評価・試験

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セミナー概要
略称
LIB安全規格
セミナーNo.
st170502
開催日時
2017年05月17日(水) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 (会員受講料 41,040円 )
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
資料付
講座の内容
受講対象・レベル
リチウムイオン電池の開発、設計、製造に関係する方々
リチウムイオン電池搭載製品の設計、開発に関係する方々
リチウムイオン電池の材料に関係する方々
習得できる知識
・安全規格のコンセプト
・リチウムイオン電池の安全規格
・リチウムイオン電池の安全規格改訂状況
・安全規格における試験方法
・リチウムイオン電池の各国規制
・ULの試験設備と取り組み
・ULのリサーチ部門の役割と取り組み
・電池設計・開発での安全性改良のポイント
・現行の安全規格の課題
・フォレンジック解析に関して
・長期劣化の影響
・安全限界の考え方
プログラム

第1部 「13:00~15:00
リチウムイオン電池関連の規格・認証の動向

 

 モバイル機器がビジネスやレジャーに欠かせないツールとなった今、モバイル製品に電力を供給する電池の安全性、効率、信頼性は、モバイル機器市場が今後も成長を継続できるかを決定する鍵となります。
  また、蓄電貯蔵システムによるエネルギーの貯蔵は、信頼性、柔軟性、効率性をもたらし、電気グリッドシステムにクリーンエネルギー源を含めることを容易にします。 そのため、世界各国のメーカーが蓄電貯蔵システムの積極的な市場投入を進める中、電池設計、製造、評価は、さらなる開発が必要とされており、特に電池の安全性向上は大きな課題の一つとなっております。  
 本講義では、リチウムイオン電池を中心とした規格・認証の動向と試験を紹介し、ULが、これまで築き上げてきた安全科学に関する専門知識/技術と、電池性能試験における30年以上に及ぶ経験を生かし、業界の皆様がイノベーションを育み、電池の品質への自信を高められるようサポートいたします。


1.製品安全について

2.電池の製品用途の広がり

3.世界の製品安全規格の概要と主要な試験

4.規格改訂状況  

5.認証取得時の留意点

6.主要な電池関連規制 / 規格

7.ULの取り組み 


□ 質疑応答 □

第2部「15:10~16:30
リチウムイオン電池の安全性評価、不具合原因究明に関するULの取り組み

 

 リチウムイオン電池の採用が、益々、増える中、一方では、不具合や事故の件数も多数報告されています。より安全にリチウムイオン電池を使用する上で、どのようなポイントを検討すべきなのか?ULのリサーチ部門の役割、取組みの紹介を通して、幾つかのポイントを提案します。


1.ULのResearch部門のご紹介

2.リチウムイオン電池の安全性に関して

3.不具合原因究明 ―フォレンジック解析


□ 質疑応答 □

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