2017年05月22日(月)
13:00~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
44,000円
(本体価格:40,000円)
会員:
41,800円
(本体価格:38,000円)
学生:
44,000円
(本体価格:40,000円)
43,200円 (会員受講料 41,040円 )
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
FPCは、いわゆる“柔軟な配線板”の総称である。日本では、1969年に日本メクトロン(株)が、米国FPCメーカーの基本技術供与よりFPC専業メーカーとして開発・製造を開始したのが最初である。その後FPCは、1970年代より、日本で本格的に小型民生電子機器用途に適用され、その市場はアナログからデジタルの変化期に急成長を遂げた。現在に至るまでFPCは、あらゆる小型電子機器に応用されてきており、更にその技術進化を続けている。これらのFPCの継続的ニーズの源は、FPCが柔軟なプラスティックフィルムと金属箔(銅箔が多い)で構成されているために「静的曲げ(折り紙機能)」と「動的曲げ(摺動機能)」の2つの基本機能を併せ持つためにある。また、小型電子機器の「軽薄短小化」要求にマッチングしてきたためでもある。しかしながら、最近のスマートフォンなどの凄まじい進化(種々の小型電子機器を取り込むデバイスへの変化)により、FPCには「高速化」、「薄型化」、「高精細化」などの新しいニーズに対応する新材料・新プロセスの開発が重要になってきている。同様に、車載用途では「コネクト化」、「インフォテイメント対応」、「ADAS対応」などの電子化へのFPC応用開発が進んでいる。更に、ウェアラブルやヘルスケアなどの新市場の開発・拡大により、FPCは、単なる“曲げや柔軟性”機能を持つ配線板としてのみでなく、“伸縮モード”を発現できる必要がでてきている。所謂「ストレッチャブルFPC」の開発である。IoT/M2M関連では、内蔵FPCセンサ開発も必要になってきた。
本セミナーでは、これらのFPC応用市場における最新FPC技術動向を紹介する。
1.日本メクトロン(メクテック)会社紹介
2.FPC全体市場動向
2.1 2015年基板トップ10メーカー
2.2 FPCグローバル市場推移(2010年~2020年)
2.3 日本FPCメーカーの生産動向(海外生産依存度)
2.4 FPC用途市場推移
3.スマートフォン市場動向とFPC技術動向
3.1 スマートフォンの高機能化動向
3.2 スマートフォンディスプレィ技術とタッチセンサ技術動向
・有機ELディスプレイ、マイクロLEDへの進化とFPC技術
3.3 高速化対応FPC(LCP‐FPC、高速PI)
3.4 スマートフォン薄型化対応FPC技術
4.車載用途市場動向とFPC技術動向
4.1 車載市場動向
4.2 車載用電子基板の動向
4.3 FPC採用カテゴリー
・HMI、インフォテイメント、スィッチ、センサー、パワートレイン用途別FPC
5.ウェアラブル・IoT//M2M市場動向とFPC技術動向
5.1 ウェアラブル市場動向
5.2 伸縮FPC技術(ウェアラブル・ヘルスケア)
5.3 IoT//M2M市場動向
5.4 FPCセンサー技術(センサ内蔵FPC)
5.5 生分解FPC技術
6.まとめ
□質疑応答□