グラフェンの本格普及に向け、乗り越えるべき技術課題とは?
特性、合成・量産技術確立への展望、複合技術、世界の研究開発動向など、グラフェン研究の現状や動向を把握でき、実用化へのヒントが得られるセミナーです。
グラフェンの取り扱いを検討している方から、すでにグラフェンの開発を進めている方まで、幅広くご受講いただけます。

グラフェンの合成・量産・複合技術および用途開発の現状と課題
※会場が変更になりました(5/16更新)
4F 第2特別講習室 → 4F 第1特別講習室
(同会場、同フロア、部屋のみ変更。)

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
グラフェン
セミナーNo.
st170514
開催日時
2017年05月25日(木) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4F 第1特別講習室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 (会員受講料 41,040円 )
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
資料付
講座の内容
受講対象・レベル
・グラフェンの特長と工業利用の課題を知りたい方
・グラフェンの開発状況を知りたい方
・自社の製品開発にグラフェンの利用を検討されている方 など
趣旨
 グラフェンは新しい材料であるにも関わらず、工業利用が一部始まっている。世界各国で開発競争が繰り広げられているグラフェンについて、実際はどのような材料であるのか、工業利用を目指した合成技術、および量産技術確立への展望などについて議論する。またグラフェンと関連する二次元材料との組み合わせ(複合技術)もたいへん重要であり、これについても織り交ぜて講演する。さらに現在進められている用途開発と直面する課題について検討し、グラフェンの可能性と今後の展開について把握する機会としたい。
プログラム

1. グラフェンの特性
 1.1 特性のまとめ
 1.2 電気的特性・光学的特性の基礎
 1.3 機械的特性
 1.4 熱的特性
 1.5 ガス透過性
 
2. グラフェン研究開発の歴史

 2.1 グラフェンの理論的予測
 2.2 最初のグラフェンの発見
 2.3 グラファイトのテープ剥離による世界初のグラフェンの単離
 2.4 エポックメーキングな実験
 2.5 日本の炭素材料開発およびグラフェン開発
 
3. グラフェンの形成法
 3.1 剥離などによるグラフェンの形成
 3.2 酸化グラフェンおよび酸化グラフェンの還元による剥離グラフェンの形成
 3.3 酸化グラフェンを経ない剥離グラフェンの形成
 3.4 熱CVDによるグラフェンの形成
 3.5 プラズマを利用したグラフェンのCVD合成
 3.6 グラフェンの高スループットCVD合成の試み
 3.7 その他
 
4. グラフェンの量産に向けた試みと現状の課題

 4.1 酸化グラフェン大量生産の現状
 4.2 CVDグラフェンのロールツーロール合成の試み
 
5.バンドギャップを形成する試み (半導体用途を目指して)

 5.1 二層グラフェンによるバンドギャップ形成
 5.2 ナノリボンによるバンドギャップ形成
 
6.グラフェンの用途開発の現状

 6.1 透明導電膜用途
 6.2 バッテリー関連用途
 6.3 フィルタレーション用途
 6.4 ガス高純度化用途
 6.5 センサー用途
 6.6 その他
 
7. 世界のグラフェン研究開発動向


 □質疑応答・名刺交換□

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