粉(コナ)・粒(ツブ)との上手なつきあい方~バルク・ハンドリング等

粉粒体を扱うための入門講座
粉(コナ)・粒(ツブ)あるが為の「取り扱いの困難さ」を基本的な事象を理解する事からトラブル解消を解説

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セミナー概要
略称
粉(コナ)・粒(ツブ)
セミナーNo.
st170618
開催日時
2017年06月27日(火) 10:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4F 第2特別講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
習得できる知識
1,粉体の処理技術を「俯瞰する立場」を理解する。
2,スケールアップの基本、装置の寸法ではなく、「現象をスケールアップする」事を理解する。
3,操作中に物性が変化する「乾燥・粉砕・造粒」について、目的付与機能に応じた各原理。
4,トラブルの分類とその解決方法の解説と実践例。
5,コスト・パーフォーマンスに優れた、トラブル対策。
6,目の前で実際に粉を処理する、小型透明粉体処理機器シリーズの運転。
趣旨
 粉体・粒体は、多くの分野で取り扱いの中間材料としてきわめて大切な状態である。粉体・粒体として身近にある最終製品の「化粧品」「医薬品」「食品」はもとより、打錠製品である健康食品や、ボタン電池等、全て中間処理形態として、粉体を扱う処理技術が駆使されている。
 しかしながら、粉砕、混合、造粒、乾燥、成形、それら(単位操作という)を繋ぐバルク・ハンドリング技術は、気体や液体の扱いとは異なり、粉体の表面の摩擦係数や物性定数によって、プロセス設計には多くの困難を伴っている。
 本講座では、粉・粒であるが為の「取り扱いの困難さ」を基本的な事象を理解する事から解説し、それらのトラブルの種を解消するための、実務的な実践事例を紹介する。トラブル解決は青春と同じで、自分で体験しなければ、単に話を聞いただけでは本当に理解したかどうか分からない。
 本講座では透明アクリルを使った「装置内粉体挙動 実演可視化モデル」を8~10機種用意し、実際に装置内で粉を動かして「閉塞現象」「凝集現象」「偏析現象」を体験する。その他、造粒装置や乾燥装置を粉体を投入して動かしてみる。粉の動き「微小固体粒子、気体、液体の混相流体」を感性を持って体験し、その動きの基本原理を分析して理解するチャンスを、提供したい
プログラム
1.はじめに、粉体処理技術を俯瞰する
 1.1 単位操作とは何か
 1.2 粉体処理操作の困難さの理由
 1.3 新しい機能性物質が粉体技術から生まれる理由

2.乾燥操作
 2.1 乾燥の定義と要因
 2.2 乾燥原理とその原理を用いた装置
 2.3 乾燥現象の理解
 2.4 乾燥装置の実際、スケールアップ例
 2.5 乾燥機の中での粉の動きを見る

3.粉砕操作
 3.1 粉砕の定義と要因
 3.2 粉砕原理とその原理を用いた装置
 3,3 粉砕現象の理解、粉砕助剤とは?
 3.4 粉砕装置の実際、スケールアップ例
 3.5 粉砕機の中での粉の動きを見る

4.造粒操作
 4.1 造粒の定義と要因
 4.2 造粒原理とその原理を用いた装置
 4.3 造粒現象の理解、バインダーの種類と実施例
 4.4 造粒装置の実際、スケールアップ例 
 4.5 造粒機の中での粉の動きを見る、バインダー添加の体験

5.混合、貯槽、供給操作
 5.1 混合の装置と混合現象の評価
 5.2 装置内で起こる粉体挙動
 5.3 スケールアップに使うフルードナンバーとは
 5.4 重力支配と表面物性支配

6.トラブル対策
 6.1 トラブルの分類
 6.2 トラブル対策の実例
 6.3 エスケープルート的トラブル対策の紹介
 6.4 なぜ、コスト・パフォーマンスに優れているのか?

7.おわりに
 7.1 信頼されるプロセス技術者になる為には、何が必要か
 7.2 全てのインプットは、アウトプットのためにある
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