非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
47,025円
(本体価格:42,750円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
上記価格より:(同一法人に限ります)
2名で参加の場合1名につき7,560円割引
3名以上で参加の場合1名につき10,800円割引
初夏の定番講座「なるほど 納得 シリコーン」は、今年で 6 年目を迎えます。それぞれの分野で活躍される技術のプロが、「シリコーン」を基礎から正確に学ぶための時間としても利用されており、既に多くの方々から感謝の言葉をいただいています。 全ての産業と何らかの接点を有するシリコーンは、広い視点と深い化学的理解が求められる化合物です。日本のシリコーンメーカー技術者は、レジン・オイル・カップリング剤・シーラント・ゴムなどの狭い領域だけを担当しています。ですから、シリコーンメーカーと接点があったとしても、全てに亘るシリコーン技術を学ぶ機会は永遠に訪れません。
本講座はほとんどのシリコーン領域について、技術と活用法、誤用例などをユーザーの視点と共に解説いたします。この年に 1 度だけの“希少な機会”を、是非ご活用ください。
1. 教養としての基本的情報
1.1 シリコーン 誕生と工業材料の歴史
1.2 類似用語を明快解説
シリル・シラン・シラザン・シリカ・シロキシ・
シリコン・シロキサン・シラノール・シルセスキオキサン ・ ・
1.3 製造法と原価の構成
1.4 シリコーンの弱点を整理する
2. シリコーンの化学的理解
2.1 全ての性質が[分子間力の弱さ]に基因するという事実
2.2 多様な架橋方式とその特徴
2.3 シランカップリング剤の理論機構と現実挙動
2.4 ローボラタイルの本質と対応策
3. シリコーンゴムの配合設計 基礎入門
3.1 基本的な配合設計情報の開示
3.2 シリカが演ずる界面のナノ化学
3.3 混練と加工に必要な技術
3.4 耐熱性・難燃性・導電性・熱伝導性・透明性付与の着眼点
4. 使いこなすための実践知識
4.1 シリコーンに材料変更する場合の典型的失敗例
4.2 シリコーン系接着剤の選択定石
4.3 フッ素ゴム vs. シリコーンゴム どちらを選ぶか
4.4 シリコーンの安全性が保障できる範囲