~広がる応用分野への適用に立ちはだかる課題・現状・展望を一日速習~

インクジェット技術の今が分かる技術総論
※会場が変更になりました(8/28更新)

高速化・高画質化が進み、適用分野も広がるインクジェットの技術を基礎から幅広く学びます。
ヘッド・インク・メディア・画像形成といった技術的概要からインクジェットの市場、産業応用における課題や展望までを網羅。

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セミナー概要
略称
インクジェット
セミナーNo.
st170905
開催日時
2017年09月08日(金) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
AP浜松町 B館 地下1F E会議室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の24,300円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料・昼食付
講座の内容
趣旨
 これからインクジェット技術に従事しようとしている方,インクジェットに携わっているが系統的に基礎から学びたい初心者の方のために,インクジェット技術の基礎から応用まで幅広く解説します.また様々な応用領域にインクジェット技術(システム)の適用を考えている方のために,適用における課題や対応策の一例を紹介します.      
 最初にインク吐出方式による方式の分類と,それぞれの特徴,得意な応用分野を説明します.次にインクジェットを用いたシステム(プリンタ)の概要,各種システムに必須であるメンテナンスやインク供給などのシステム技術を説明します.また,近年高速市場向けに導入が活発になってきたラインプリンタについても現状や課題を解説します.さらにインクジェットにおける重要な要素技術であるプリントヘッド,インク・メディア,ドット配置などの画像形成技術についてそれぞれ説明します.その後,インクジェットの今後の展望について,特に技術的課題とそのアプローチについて説明します.また,ますます広がりを見せるインクジェット技術の応用について紹介します.最後に実用化が進んできたインクジェットによるものつくり「デジタルファブリケーション」等,様々な応用においての課題と対応策の一例についてもお話しします.
プログラム
1.インクジェット方式の分類と特徴
 1.1 インクジェットの定義
 1.2 インクジェット方式の分類と特徴
 1.3 オンデマンド型と連続噴射型
 1.4 連続噴射型 (荷電偏向制御型)
 1.5 新しい連続噴射型 (Stream,Ultra-Stream)
 1.6 サーマルインクジェット方式 (バブルジェット)
 1.7 ピエゾインクジェット方式
 1.8 サーマルインクジェットとピエゾインクジェットの比較
 1.9 その他のオンデマンド型
 1.10 プロセスに特徴がある方式
 1.11 代表的なプリンタ製品と傾向
 1.12 インクジェット開発会社

2.インクジェットシステム(プリンタ)技術
 2.1 システム基本構成
 2.2 シリアルプリンタのメカニカル動作
 2.3 シリアルプリンタの用紙搬送パス
 2.4 インク供給方式 (プリントカートリッジ含)
 2.5 メンテナンス基本動作と実施タイミング
 2.6 欠陥検出手段
 2.7 インク循環と脱気システム
 2.8 ミスト対応
 2.9 インク滴吐出不良 (画質不良) 検出機能
 2.10 シリアルプリンタとラインプリンタ
 2.11 ラインプリンタの市場におけるポジショニング
 2.12 ラインプリンタの構成例と課題対応

3.プリントヘッド技術
 3.1 サーマルインクジェット
  3.1.1 吐出原理
  3.1.2 駆動方法 (駆動波形)
  3.1.3 プリントヘッドの基本構成
 3.2 ピエゾインクジェット 
  3.2.1 基本動作原理
  3.2.2 駆動方法 (駆動波形)
  3.2.3 プリントヘッドの基本構成
  3.2.4 薄膜ピエゾ
 3.3 プリントヘッド噴射特性の変動要因と対応
 3.4 吐出インク範囲と課題
 3.5 プリントヘッドの紙幅化と課題
 3.6 ドット径変調技術

4.インク・メディア技術
 4.1 水性インクの基本組成
 4.2 インクの分類 
  4.2.1 溶媒による分類と特徴
  4.2.2 浸透性による分類と特徴
  4.2.3 色材による分類と特徴
 4.3 UV硬化型インク、ソルベントインク
 4.4 水性熱硬化性インク (ラテックスインク)
 4.5 反応を利用した画質と乾燥性の両立アプローチ
 4.6 メディアの分類
 4.7 普通紙、コート紙、光沢紙
 4.8 カールとコックリング
 4.9 紙の目

5.画像形成技術
 5.1 画質上の問題と改善技術
 5.2 画像処理プロセス
 5.3 色変換
 5.4 ハーフトーン処理 (2値化)
 5.5 マルチパスプリント (分割プリント)
 5.6 その他処理技術例
 5.7 プリンタドライバと画像処理
 5.8 欠陥補正

6.インクジェット技術、今後の展望
 6.1 高画質化
 6.2 高速化とSpeed Factor
 6.3 基本性能による市場分類
 6.4 商業印刷市場への展開と課題
  6.4.1 課題と対応
 6.5. インクジェットの応用市場
  6.5.1 Photo Finishing
  6.5.2 Wide Format
  6.5.3 Archive
  6.5.4 Transactional Print/Trans-Promo.
  6.5.5 その他応用
 6.6. デジタルファブリケーション
  6.6.1 インクジェット法とフォトリソとの比較
  6.6.2 Display
  6.6.3 Printed Electronics
  6.6.4 Optical Elements
  6.6.5 Bio / Medical
  6.6.6 3D printer
  6.6.7. デジタルファブリケーションの現状と課題

7.各種産業応用における課題と対応
 7.1 産業市場からの要求と対応
 7.2 液体範囲の拡大
  7.2.1 高粘度液体吐出と小滴化
  7.2.2 強アルカリ,強酸液体への対応
 7.3 非浸透基板におけるパターン形成
 7.4 高速化(R2R)
 7.5 ヘッドの使いこなし
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