高分子の結晶化と融解、ガラス転移現象の基礎と評価法
★ 基礎を制して、応用も制す! すべての高分子技術者へ。
★ 高分子熱物性の基礎知識とその評価技術、結晶を含む高分子材料の物性制御とは!?

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
結晶化とガラス転移
セミナーNo.
st171215
開催日時
2017年12月12日(火) 13:00~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 (会員受講料 41,040円 )
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
習得できる知識
高分子熱物性の基礎知識とその評価技術、結晶を含む高分子材料の物性制御に必要な知識など
趣旨
 高分子材料の力学物性や熱的性質の制御を行う上で、結晶化と融解、およびガラス転移は要となる重要な現象です。一般に超薄膜や超微粒子、ミクロ相分離系などの微細な構造を有する高分子材料では、結晶化やガラス転移において、バルク系とは大きく異なる特異な挙動を示します。これらは、それぞれの系に固有の特徴的なものであり、多くの場合、界面が大きな役割を演じると考えられます。これらのメカニズムの解明は学術的のみならず工業的にも重要な課題であり、その成否は高分子を含む多様な複合材料の今後の開発を大きく左右すると考えられます。
 本講演では、高分子の熱物性について、基礎的な事項からていねいに解説するとともに、ナノ材料系などで明らかにされた重要な知見や最近の研究例について紹介し、そのメカニズムを考察します。受講者は高分子などの材料技術に携わる技術者全般、教員、学生などを対象とします。物理化学や高分子に関して多少の知識があることが望ましいです。
プログラム
1.高分子結晶とは?

2.結晶性高分子の構造
 2.1 結晶構造
 2.2 高次構造
 2.3 種々の構造解析手法

3.結晶化過程
 3.1 一次核形成と結晶成長
 3.2 モルホロジーと結晶化機構
 3.3 単結晶の成長
 3.4 濃厚溶液からの結晶化
 3.5 流動場での結晶化

4.熱分析による高分子結晶化と融解の解析
 4.1 等温結晶化の解析
 4.2 温度変調熱分析法
 4.3 ACチップカロリメトリ

5.ガラス転移現象のメカニズム
 5.1 ガラス転移とは?
 5.2 配置エントロピーに基づくモデル
 5.3 フィジカルエージング現象

6.材料工学としてのガラス転移
 6.1 高分子ナノ材料のガラス転移
 6.2 複合材料・界面のガラス転移
 6.3 ガラス転移のメカニズム解明と今後の展望
関連するセミナー
関連する書籍
関連するDVD
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索