~粒子分散・粘度変化・トルク制御・機械的制御要素への適用~

機能性流体(ER流体/磁性流体/MR流体)活用のための調整・評価・制御法
外部刺激により粘弾特性が変化するなど、不思議な挙動をみせる機能性流体の活用に役立つ知識を半日速習します。
広い分野に応用可能性を秘める、その特異な性質は知っておいて損ではありません!
各種機能性流体の特性から応用デバイスの設計法・期待される応用分野まで、ER流体、磁性流体、MR流体を活用した製品開発を考えている方には必聴のセミナーです。

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セミナー概要
略称
機能性流体
セミナーNo.
st180324
開催日時
2018年03月28日(水) 12:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第3講習室
価格
非会員:  44,000円 (本体価格:40,000円)
会員:  41,800円 (本体価格:38,000円)
学生:  44,000円 (本体価格:40,000円)
価格関連備考
43,200円 (会員受講料 41,040円 )
定価:本体40,000円+税3,200円
会員:本体38,000円+税3,040円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の21,600円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
※資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
受講対象・レベル
特に深い予備知識は必要ありません(講演の中で基本的な説明は致します)。
・機能性流体に興味を持ち,情報収集を好まれる技術者・研究者
・機能性流体の応用,研究開発に携わる技術者 
・アクチュエータ―技術(クラッチ,ブレーキ,振動制御機器など)に携わる技術者
・新しい制御技術を用いた研究開発,商品開発を目指す技術者
・絶縁油関連の技術者,または絶縁性液体を用いた製品開発に携わる技術者
・無機・有機紛体材料や磁性材料に携わる技術者
などにおススメのセミナーです。
習得できる知識
・機能性流体とは何か
・機能性流体のメカニズムと応力特性
・機能性流体の応用分野
・機能性流体応用デバイスの基本的設計法
・機能性流体の応用デバイス例と期待用途
趣旨
 ER(電気粘性)流体,磁性流体,およびMR(磁気粘性)流体は,機能性流体として分類され,電界または磁界の印加・除去により,見かけの粘弾性が可逆的に変化する流体です。このような特性は,電気的・磁気的信号によってアクティブ制御ができ,かつ特性の変化割合が極めて大きい点に特徴を有します。また,これらの流体は,機械システムに導入することが比較的容易であり,今後のアクチュエータ―技術を支える制御要素として広範囲な応用が期待されます。本講演では,機能性流体のメカニズムや特性などを基本的な見地から調査し,実用的な開発状況と応用技術について解説します。 
プログラム
1. はじめに         
 1.1 機能性流体とその歴史的背景
 1.2 機能性流体の基本原理と物理的挙動
 1.3 機能性流体の研究動向と応用分野

2.ER(電気粘性)流体               
 2.1 ER流体の種類と組成       
 2.2 ER効果発現メカニズムと応力特性
   2.2.1 分散系ER流体と均一系ER流体のER効果(基本的応力特性)
   2.2.2 ER効果発現の理論的検討(球形粒子分散系ER流体)
   2.2.3 板状アルミナ粒子分散系ER流体のER効果(静的特性と動的特性)
   2.2.4 分散系ER流体が具備すべき条件
 2.3 ER流体デバイスと関連技術への適用
 2.4 ER流体の応用技術  
   2.4.1 ER流体の応用デバイス
   2.4.2 応用デバイスが抱える問題
   2.4.3 ERゲル(ERG)の開発とその応用例

3.磁性流体
 3.1 磁性流体とその磁気的性質
   3.1.1 磁性流体の種類と組成
   3.1.2 磁性流体の磁気的挙動
 3.2 磁性流体の応用例 

4.MR(磁気粘性)流体
 4.1 MR流体とその磁気的性質
     4.1.1 MR流体の組成
   4.1.2 MR流体の磁気的挙動
   4.1.3 MR流体と磁性流体との相違
 4.2 MR効果の発現
   4.2.1 MR流体の基本的応力特性
   4.2.2 MR流体が具備すべき条件
   4.2.3 MR流体が抱える問題
 4.3 MR流体の実用的開発(問題点の解決検討)
   4.3.1 キャリア流体のチキソトロピー化
   4.3.2 開発したMR流体と性能評価(粒子分散安定性と応力特性)
 4.4 MR流体の応用技術
   4.4.1 MR流体の関連技術とデバイスの基本的設計
   4.4.2 MR流体の応用デバイス例
 4.5 MC(磁気混合)流体とその応用

5.特許に見られる機能性流体の期待用途
 5.1 ER流体に関する特許と期待用途       
 5.2 磁性流体に関する特許と期待用途  
 5.2 MR流体に関する特許と期待用途

6.まとめ 

  □質疑応答・名刺交換□
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