洗浄・超音波の基礎から学ぶ、超音波洗浄の実用技術とトラブル対策
複雑な形状のものの洗浄、微細な汚れの除去などを可能にする超音波洗浄。
同技術の研究を長年行なってきた講師が、実用ノウハウを事例とともに解説します。
洗浄工程の改善、洗浄トラブルへの対応、洗浄装置の設計・開発等にお役立ていただけます。

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セミナー概要
略称
超音波洗浄
セミナーNo.
st180426
開催日時
2018年04月27日(金) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4F  第2特別講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン!(1名あたり定価半額の24,300円)】
 ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
 ※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
  (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
 ※他の割引は併用できません。
備考
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
受講対象・レベル
特に制限は、ありません。
洗浄に対する関心が高い方であればどなたでも結構です 。
習得できる知識
<製造部門>
現状の洗浄を見直すポイントを確認することができます。
問題点を検出して、改善点を見つけることができるようになります。

<研究部門>
キャビテーションと加速度(音響流)の効果を認識した超音波利用が可能になります。
趣旨
 製造工程にとって重要な洗浄。機械加工の工程や表面処理の工程など、製品への付加価値レベルの向上に伴い、洗浄技術は大変重視されるようになりました。
 しかし、現状の洗浄状況は、IT技術・3Dプリンター・ナノテクノロジーの普及等と比べると、大きな改善・変化が起きていません。洗浄後の汚れが再付着する状況や洗浄物の違いによる洗浄状態のバラツキ、乾燥後のしみの発生など、性能を低下させる原因やクレームになる事例は多く、洗浄工程の考え方や改善方法等は、非常に重要な事項だと言えます。
 本セミナーでは洗浄のメカニズムや基本的な知識についてわかり易く解説するとともに、講師の長年におよぶ洗浄実験から得られた洗浄のテクニック(水槽設計・製造、マイクロバブルの利用、キャビテーションと音響流の最適化技術、洗浄中の表面弾性波測定技術等)トラブルシューティング、アルミ部品・大型材料の表面処理事例等について紹介します。
プログラム
1・洗浄の基礎知識
 1.1 洗浄の目的と原理
 1.2 洗浄のエネルギー
  1.2.1 汚れと付着力
  1.2.2 洗浄と表面エネルギー
 1.3 洗浄の方法
  1.3.1 物理作用
  1.3.2 化学作用
  1.3.3 マイクロバブル
 1.4 一般的な洗浄プロセス
 1.5 洗浄液(洗剤、溶剤、・・・)
 1.6 洗浄効果の確認・評価方法
 1.7 洗浄システムの具体例

2.音圧データの測定解析に基づいた問題と改善策
 2.1 液体、気体、固体が化学反応した汚れには、キャビテーションの変化が有効
 2.2 ナノレベルの精密な洗浄には、複数の異なる超音波周波数による音響流制御が有効
 2.3 再付着には、超音波シャワー・洗浄液の流れの見直しが有効
 2.4 洗浄プロセスの効率改善には、隣接する水槽間の相互作用を確認・解析することが必要
 2.5 部品の隙間に入ったメッキ液の洗浄には、洗浄物の音響特性に合わせた揺動操作が有効
 2.6 超音波が大きく減衰する洗浄液を使用する場合は、水槽の設置・治工具の工夫が必要
 
3.洗浄で使われる超音波
 
3.1 超音波の利用ノウハウ
   3.1.1 設置
   3.1.2 マイクロバブル発生システム
   3.1.3 液循環
 3.2 超音波振動の伝搬現象
   3.2.1 液体
   3.2.2 気体
   3.2.3 弾性体
 3.3 キャビテーションと音響流
   3.3.1 測定
   3.3.2 解析
   3.3.3 評価
   3.3.4 具体例
 
 4.洗浄の問題解決テクニック( トラブルシューティング)   
                                                    
 4.1 大型部品(軸・フレーム…)の洗浄
 4.2 洗浄バレルを使用した洗浄 
 4.3 大量の部品洗浄
 4.4 洗剤・溶剤を利用した洗浄
 4.5 複雑な形状の部品洗浄
 4.6 その他 (線材、素材、粉末、アルミ、セラミック…) 

 □質疑応答・名刺交換□
 
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