1.有望テーマを 見つける ための土壌
1.1 新規開発に携わる方のための [必修知識]
・温故知新 つまり 化学史教養の重要性
・研究開発部門の人間関係 さらに 社風と呼ばれる魔物
・ “ないものねだり” の日本市場 かたや “値段が全て” の海外市場
1.2 高分子分野ならではの[落とし穴]
・化学屋の独り相撲 「天然物合成化」
・乗り遅れ恐怖感先行 「ナノテクノロジーテーマ」
・大量生産前提発想からの脱却と現実の壁
1.3 他力本願再考 [外野陣の無責任]
・検証 技術動向調査会社の予測レポート
・大市場形成のはずだった 「生分解性プラスチック」の教訓
・経済学が説くマーケティング論との距離感
2.見つけたテーマを骨太に 育てる 実践力
2.1 短命に終わった新規開発製品の共通項
・ユーザーの開発要求に応えるという中途半端
・代替競合材料に疎いだけの無意味な開発
・完敗の電波吸収体開発騒動と技術の大局観
2.2 新規テーマを取り巻く状況と情況
・テーマが駆逐され自社完結が困難化する時代
・共同研究という選択肢の収支と責任論
・社内点検 「テーマが伸びるシステムvs. 潰れるシステム」
3.育てたテーマを 実らせる 手法 ~実例から学ぶ新規テーマの萌芽と確立
「低硬度熱伝導性シリコーンゴム 開発物語」
講師は世界に先駆けて「低硬度 熱伝導性シリコーンゴム」を開発させた技術者でもあります。
これを教材として、着想から完成に至るさまざまな場面で生じた難題と克服過程を具体的に説明します。活きた教材から、多くのことを感じ取っていただけると思います。
4.余録 新規展開につながる視点
・ “機能よりも印象” あるいは “セミ構造材料化”
・異業種との接点構築の勧め
※本セミナーは事前リクエストがご利用できません。
ご質問は相互理解を重視した当日の質疑応答のお時間に講師との対話形式でご利用ください。
□質疑応答・名刺交換□