~脳とこころの傾向を知り、あらゆるシーンでの判断力を向上させる~

ヒトの意思決定のメカニズムと決断前に用心すべき罠
「重大な案件ほど、責任やプレッシャーで判断を誤りそうで不安だ」 「部下の決断力が頼りなくて困っている」
「お客様が商品を買おう!決めた理由は何だろう」 などなど、
人の心が影響する意思決定という振る舞いは、ビジネスの場でも悩みの種ではないでしょうか。
よりスムーズに意思決定を行うために、はたまた相手の意思決定を理解するために、一度しっかり学んでみませんか?
脳科学なんて難しそう、と思う方も大丈夫。親しみやすい具体例を交えながら解説します!

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セミナー概要
略称
意思決定
セミナーNo.
st180513
開催日時
2018年05月24日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第2講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン!(1名あたり定価半額の24,300円)】
 ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
 ※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
  (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
 ※他の割引は併用できません。
備考
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
習得できる知識
ヒトの意思決定における感情と理性の対立に関する心理学的・脳科学的メカニズムや、理性だけでは解消できない意思決定の罠・バイアスのメカニズム、またその回避の方策
趣旨
 わたしたちは日々の生活の中で連続的に意思決定を迫られます。おやつを買う、着る服を選ぶ、といった比較的些細な意思決定から、仕事上の大きな取引、配偶者の選択、といった人生をも左右する意思決定まで、その種類は多岐にわたります。本講演では、最新の脳科学・心理学の知見から明らかとなっている、ヒトの意思決定の基礎的メカニズムを概説します。 特に、ヒトの意思決定には数多くのバイアスが存在し、合理的で柔軟な意思決定を行うことが想像以上に困難であることを、具体例を交えながら紹介します。さらに、そういった意思決定に潜む罠を回避し、より良い意思決定を実現するための方策を議論したいと思います。
プログラム
1.意思決定のメカニズムの基礎 
 1.1 二重過程理論における理性と感情 ― 意思決定を支える二種類のこころのはたらきと脳のしくみ
 1.2 おやつを我慢する ―「マシュマロ実験」の成果から見る自制心の発達 
 1.3 我慢できる子とそうでない子の違い ― 40年にわたる追跡調査の結果
 1.4 「時間割引」 ― 今の1,000円より明日の1,100円を選ぶのか? 
 1.5 道徳的意思決定を担う脳のはたらき ― 5人を救うために1人を犠牲にできるのか?  
 1.6 感情より理性が優位な場合の道徳的意思決定 ― 熟考モードに入る時・お薬の効果等 
 1.7 理性より感情が優位な場合の道徳的意思決定 ― 時間的プレッシャー・疲労による判断力への影響等 

2.意思決定に潜む罠
 2.1 損失回避性とフレーミング効果 ― 1,000円得する喜びよりも1,000円損する悲しみの方が大きい
 2.2 確証バイアスとサンクコスト(埋没費用) ―  一旦決断したり、コストをかけるとやめられない 
 2.3 保有効果と現状維持バイアス ― 買い換えたくない心理                       
 2.4 雪だるま式に誘惑に負ける時 ― 「どうにでもなれ」効果
 2.5 後知恵バイアス ― 「わたしもトランプが勝つと思っていました」は本当か?    
 2.6 内集団バイアス・優越の錯覚・楽観主義バイアス ― 「わたし/わたしたちは優れている/恵まれている」

3.より良い意思決定の実現に向けて
 3.1 理性がはたらく時とはたらかない時を見極める
 3.2 欲求・感情には真っ向勝負では抗えない ― 気をそらす・抽象化する・「if - then」プランを作る
 3.3 時と場合によっては直感に委ねる ― 問題解決や「仲間」との協力が必要な時
 3.4 俯瞰的に二種類のこころのはたらきを利用する 

  □質疑応答・名刺交換□
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