~平均、分散、標準偏差などの値の信頼性と標本サイズとの関係~
~母平均の推定、母平均の差の推定などの原理の理解~
~解析結果の正しい解釈~

わかりやすい統計解析入門講座
統計的推定の原理と解釈と製造業での実務・現場での使い方
実験データをどのように解析し、適用すればいいのか。
「正しく」「自分で」「業務に役立つ」ために基本原理から解析・解釈までを解説
研究、開発、量産、出荷後対応の各工程に対応する内容です

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
統計解析入門
セミナーNo.
st180610
開催日時
2018年06月27日(水) 10:00~17:00
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4F 第1特別講習室
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  52,250円 (本体価格:47,500円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
54,000円 (会員受講料 51,300円)
定価:本体50,000円+税4,000円
会員:本体47,500円+税3,800円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の27,000円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
持参物
簡単な演習を行いますので、四則演算(+-×÷)と平方根(√)の計算のできる電卓・スマホをご持参ください。
備考
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
受講対象・レベル
・製造業で理工学実験・検査・測定に携わっており、これから統計解析を始めようとするかた。
・すでに統計解析を行っているが、原理がよくわからないかた。
習得できる知識
・平均、分散、標準偏差などの値の信頼性と標本サイズとの関係を理解できる。
・母平均の推定、母平均の差の推定などの原理を理解できる。
・Excel関数を利用して、母平均の推定、母平均の差の推定などを実行できる。
・解析結果を正しく解釈できる。
趣旨
 統計的推定・検定の基本的な手法には、母平均、母平均の差、母分散、母分散の比の推定・検定などがあります。各手法の原理的な考え方はほぼ共通なので、第1日の講義では、最も基本的な母平均の推定、母平均の差の推定に絞り、基礎知識を準備したうえで丁寧に解説します。そのほかの手法については、独習できる詳しい解説資料とExcelサンプルファイルを配布します。
プログラム
1.真値、測定結果、誤差
 1.1 真値、測定結果、誤差
 1.2 誤差は永久にわからない
 1.3 真値も永久にわからない

2.全数検査と抜取検査 
 2.1 母集団と標本の違い
 2.2 知りたいことと実際にわかることの違い
 2.3 全数検査でも測定結果は標本として考える

3.分布とはなにか?
 3.1 いろいろな分布
 3.2 正規分布の特徴
 3.3 相対度数、確率、確率密度、累積確率の違い
 3.4 ばらつきとかたよりの違い
 3.5 統計解析ではかたよりは除去できない
 3.6 平均、分散、標準偏差の意味
 3.7 分散、標準偏差の式のn-1の意味
 3.8 いつもn-1で割るとは限らない

4.標本サイズと信頼性
 4.1 生データの分布と平均という量の分布の違い
 4.2 測定を繰り返せばばらつきは減るか?
 4.3 分散の式で、n-1で割ることの効果
 4.4 平均をとれば、どんな分布も正規分布に近づく(中心極限定理)

5.統計的推定・検定の原理
 5.1 推定・検定とは?
 5.2 どの解析手法を選択すればよいか?
 5.3 母平均の推定(母分散既知/未知の場合):平均の値はどのくらいか?
 5.4 両側信頼区間と片側信頼区間
 5.5 信頼区間の意味
 5.6 信頼率が高いと得るものも少ない
 5.7 母平均既知の場合と未知の場合で何が変わるか?
 5.8 母平均の差の推定(母分散既知/未知の場合):試料間の差はどのくらいか?
 5.9 無意味な有意差
 5.10 測定を繰り返せば何でも有意差になる
 5.11 検定より推定のほうが望ましい

以下解説資料のみ
 ・母分散の推定:ばらつきはどのくらいか?
 ・正規分布に従わない場合に母平均・母分散を推定するとどうなるか?
 ・正規分布に従わない場合に母平均を推定するとどうなるか?
 ・母平均の検定(母分散既知の場合): 製品を出荷してよいか?
 ・第1種の誤り(生産者危険)と第2種の誤り(消費者危険)
 ・母平均の推定における標本サイズの決めかた
 ・各種推定・検定手順のまとめ

  □質疑応答□
関連するセミナー
関連する通信講座
関連するタグ
フリーワード検索