導電性複合材料の開発・製造のためのパーコレーション理論理解とフィラー選定 / 配合・分散 / 複合化技術
●パーコレーション理論についての理解/●ポリマー中での導電性フィラーの分散性と導電性発現の関係
●ポリマー中でのフィラーの分散性制御の手法/●低いパーコレーション閾値を得る手法
●要求特性に合致した導電性フィラーの選択法
などなど、求める特性を得るための技術・知識が得られるセミナーです。

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セミナー概要
略称
導電性複合材料
セミナーNo.
st180611
開催日時
2018年06月28日(木) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4F 第2特別講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン!(1名あたり定価半額の24,300円)】
 ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
 ※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
  (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
 ※他の割引は併用できません。
備考
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
習得できる知識
・パーコレーション理論についての理解
・ポリマー中での導電性フィラーの分散性と導電性発現の関係
・ポリマー中でのフィラーの分散性制御の手法
・低いパーコレーション閾値を得る手法
・要求特性に合致した導電性フィラーの選択法
趣旨
導電性フィラーとポリマーからなる導電性複合材料の開発に当たって、最も重要となる導電性フィラーのポリマー中での分散性と導電性発現の関係をパーコレーション理論をベースに解説します。講演の前半ではパーコレーション理論の基礎及び導電機構について解説します。次に、フィラーの局在化による低いパーコレーション閾値を得る手法とフィラーの分散性評価法について紹介します。
後半では導電性フィラーの種類別に,その特徴及び分散性と導電性発現の関係について具体例を挙げて詳細に解説します。取り上げるフィラーはカーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、気相法炭素繊維、カーボンナノチューブ、グラフェンおよび導電性ポリマーです。
プログラム
1. 導電性コンポジットとパーコレーション現象

2.導電性フィラー配合樹脂の導電機構モデル
  
2.1 統計的パーコレーションモデル
  2.2 General Effective Media (GEM) モデル
  2.3 熱力学的パーコレーションモデル
  2.4 動的パーコレーションモデル
  2.5 Interparticle Distance (IPD) Model
  2.6 ハイブリッドフィラーの閾値予測

3.フィラー粒子間の導電機構
  3.1 直接接触モデル
  3.2 被膜介在モデル(トンネル伝導モデル) 

4.導電性フィラーの表面改質法とその分散性
  4.1 カップリング剤よる改質
  4.2 ポリマーグラフトによる改質
  4.3 その他の表面改質法

5.ダブルパーコレーション
  5.1 ダブルパーコレーション機構
  5.2 Youngの式とフィラーの偏在
  5.3 住田らのモデル

6.ポリマーブレンド系での導電性フィラーの選択的局在化
  6.1 2成分ポリマーブレンド系
  6.2 3成分ポリマーブレンド系

7. 自己組織化導電ネットワーク形成系

8. 高アスペクト導電性フィラーのSlim-Fast 機構

9.導電性フィラー配合樹脂の分散性評価法
  9.1 電圧降下法
  9.2 画像統計解析
  9.3 森下指数
  9.4 動的粘弾性
 
10.カーボン系フィラーの特徴と配合樹脂の特性
  10.1 カーボンブラック
  10.2 アセチレンブラック
  10.3 グラファイト
  10.4 炭素繊維
  10.5 気相法炭素繊維
  10.6 カーボンナノチューブ
  10.7 グラフェン

11. 金属フィラーの特徴と配合樹脂の特性
  
11.1 金属フィラーの種類と特徴
  11.2 導電性接着剤への応用

12.導電性コンポジットへの導電性ポリマーの応用
  
12.1 導電性ポリマーの種類と特徴
  12.2 導電性コンポジットへの応用

13. まとめ

□ 質疑応答 □
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