電気自動車において電力変換を担い、電費に直接影響を与えるPCU(パワーコントロールユニット)。

EV/PHVのPCU(パワーコントロールユニット)と自動車用パワーエレクトロニクス技術動向
PCU、インバータ、DCDCコンバータ…etc
車載用パワーエレクトロニクスの基礎から技術動向まで幅広く解説

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
自動車用パワーエレクトロニクス
セミナーNo.
st181126
開催日時
2018年11月30日(金) 10:00~17:00
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
価格
非会員:  55,000円 (本体価格:50,000円)
会員:  52,250円 (本体価格:47,500円)
学生:  55,000円 (本体価格:50,000円)
価格関連備考
54,000円 (会員受講料 51,300円)
定価:本体50,000円+税4,000円
会員:本体47,500円+税3,800円
【2名同時申込みで1名分無料(1名あたり定価半額の27,000円)】
  ※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
  ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
  ※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で追加受講できます。
  ※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
備考
資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
受講対象・レベル
自動車関連企業、電機メーカの若手技術者
習得できる知識
・PCUについて理解できる力
・自動車用パワーエレクトロニクスの特異性
・インバータ、モータの制御の概要
・DCDCコンバータの原理
趣旨
 英仏が2040年からディーゼル車とガソリン車を販売禁止することを決め、中国政府も同様の措置を検討している等、世界的に電気自動車の普及機運が盛り上がっている。それに伴い、電気自動車の研究開発が活性化している。パワーコントロールユニット(PCU)はインバータやDCDCコンバータ等で構成され、電動車両における電力の変換を行い、電費に直接影響する、いわばエンジンに相当する最も重要なコンポーネントである。
 そうした状況を踏まえて、本セミナーでは、PCUの役割、構成、小型化・高出力化等に向けた技術動向やPCUの主要な技術であるインバータをはじめとする自動車用パワーエレクトロニクスの概要、技術動向を紹介する。電気自動車やハイブリッドカーに関連した研究開発に携わる技術者にとって一つの指針となるようなセミナーにすることを目標にしている。
プログラム

1.EV・HVの動向
 1.1 EV・HVをとりまく環境
 1.2 生産動向
 1.3 PHV・FCVの出現
 1.4 自動車用パワーエレクトロニクス

2.EV・HVのパワートレーン
 2.1 EV・HVの構成
 2.2 各種のHV
 2.3 PHVとFCVの概要

3.PCUとは
 3.1 PCUの機能
 3.2 電力変換回路
 3.3 インダクタンス
 3.4 キャパシタンス

4.自動車用パワーエレクトロニクスの技術
 4.1 自動車パワエレとは
 4.2 自動車の接地環境

5.自動車用インバータの技術
 5.1 インバータの原理
 5.2 インバータの制御
 5.3 PCUへの適用技術

6.自動車用モータ制御の技術
 6.1 PMモータの制御
 6.2 弱め磁束制御
 6.3 高効率制御

7.DCDCコンバータと充電装置の技術
 7.1 DCDCコンバータの重要性
 7.2 昇圧コンバータ
 7.3 双方向コンバータ
 7.4 インターリーブ
 7.5 充電回路の技術

8.PCUの冷却
 8.1 発熱メカニズム
 8.2 空冷と水冷
 8.3 冷却構造
 8.4 両面冷却デバイス

9.各社のPCUの概要
 9.1 PCUの構成
 9.2 トヨタ車のPCU
 9.3 ホンダ車のPCU
 9.4 日産車のPCU

10.補機のパワーエレクトロニクス
 10.1 EPS
 10.2 電動エアコン
 10.3 電動ポンプ
 10.4 回生ブレーキ

11.今後の動向と将来展望
 11.1 48Vシステム
 11.2 パワーデバイス
 11.3 自動運転

□ 質疑応答 □

関連するセミナー
関連する書籍
関連するタグ
フリーワード検索