カチオン重合・リビングカチオン重合の基礎から、高分子の合成例、応用展開と課題・展望、新しいタイプのリビングカチオン重合まで!

リビングカチオン重合の基礎と高分子の精密合成および応用展開

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セミナー概要
略称
リビングカチオン重合
セミナーNo.
st181127
開催日時
2018年11月30日(金) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 4F 第2特別講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,025円 (本体価格:42,750円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン!(1名あたり定価半額の24,300円)】
 ※2名様ともS&T会員登録が必須です。
 ※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
 ※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
 ※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
 ※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
  (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
 ※他の割引は併用できません。
備考
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
受講対象・レベル
高分子材料の開発、主に合成に携わる方に役立つ。
予備知識としては、大学学部程度の有機化学の知識があれば十分である。
習得できる知識
・カチオン重合の基礎知識
・反応性の大きな成長種の反応を制御する考え方・手法(ラジカル重合と通じる)
・最新のカチオン重合の研究動向
趣旨
 カチオン重合は、この重合法でのみ重合できるモノマーが多く、汎用ルイス酸による高活性な重合が可能であるなどの長所がある。一方、反応性が大きく不安定な成長炭素カチオンが副反応を起こしやすく、重合の制御が極めて困難であった。さまざまな検討がなされた結果、1980年代前半にリビング重合が達成された。近年も新規開始剤系が開発されるなど進展を続けており、さまざまなリビングカチオン重合系により多岐にわたる構造の明確な機能性高分子が合成されるようになった。
 本講演では、まずリビングカチオン重合の基礎について説明し、次いで最近の展開として新しいタイプのリビングカチオン重合または制御カチオン重合、および種々の機能性ポリマーの合成例を概説する。また、リビングカチオン重合の応用展開例についても述べる。
プログラム

1.カチオン重合の基礎
 1.1 求電子付加反応とカチオン重合
 1.2 カチオン重合の特徴、モノマーと開始剤
 1.3 他の付加重合系との比較
 
2.リビングカチオン重合
 2.1 リビングカチオン重合の反応機構
 2.2 リビングカチオン重合の方法論
 2.3 リビングカチオン重合の開発と発展
  2.3.1 開始剤系の典型例(モノマー別)
  2.3.2 新規開始剤系、重合系の開発
 
3.リビングカチオン重合による精密高分子合成
 3.1 ブロックコポリマー
 3.2 シーケンス制御ポリマー
 3.3 刺激応答性ポリマー
 3.4 星型ポリマー、多分岐ポリマー
 
4.環境低負荷型・資源循環型を指向したカチオン重合系
 4.1 新規バイオベースポリマーの精密合成
 4.2 制御カチオン重合による分解型ポリマーの合成
 4.3 不均一触媒によるリビング重合
 
5.リビングカチオン重合の応用展開
 
6.リビングカチオン重合の課題と展望


 □質疑応答・名刺交換□

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