2018年12月05日(水)
10:30~16:30
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
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非会員:
49,500円
(本体価格:45,000円)
会員:
47,025円
(本体価格:42,750円)
学生:
49,500円
(本体価格:45,000円)
48,600円 (会員受講料 46,170円 )
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン!(1名あたり定価半額の24,300円)】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
技術開発者、企画部門担当者、工場技術者、包装企業の役員・事業部長など経営判断する幹部及び経営者
Sustainable packagingへの対応方法、bio-based polymer, ナノセルロースの活用法、
デジタル印刷の具体的な活用法、水性インキ・接着剤の活用、超音波技術利用のシール法、ケミカルフリーの殺菌法、
医薬品包装の知識、技術開発の進め方、包装の将来図、海外進出の仕方、狙う市場、中バリア包材
海外で新しい包装技術の開発が続いている。国内は人口減少傾向で包装産業の伸びは横ばいであるが、海外では包装産業は平均して3%くらいは伸びている。開発途上国への包装技術移転も早くなった。日本は多くの優れた包装技術を保有しているが、それ以上に最近は世界で新しい包装技術が開発され実用化されている。
包装は人々が生活している限り必要なものであり、社会のインフラ、人々のライフスタイルが変化すると包装も変化している。2004年から世界各国で包装の指導・交流や、interpack, Pack Expo, scanpack, アジア・南米の展示会査察、各国での講演を行い数多くの知見・知遇を得た。
今回は、Sustainable packagingをベースに、
1.包装材料面でbio-based polymer, 再生可能原材料の代表としてナノセルロースの実用化、環境対応の面で水性インキ、水性接着剤など脱有機溶剤の動き
2.加工工程面で小ロット印刷対応としてラベル、紙器、容器、軟包装におけるデジタル印刷の伸び、最新の加工技術として超音波シール技術、超音波微細加工技術、印刷による表面加工技術
3.食品保存技術として高圧処理による食品保存技術、パルス殺菌による食品加工技術、EB照射滅菌法、レトルトと電磁波の組み合わせ殺菌、食品充填包装技術の動き
4.医薬品分野では、チャイルドレジスタント、偽造防止技術(食品、その他の製品にも展開される)、PTPの動き
5.開発の進め方、日本と欧州の違い、欧州に学ぶ進め方、EU規制 などについて、製品サンプルなど実例を挙げて説明し、これらの技術を単なる知識としてではなく、各社の包装にどのように具体的に活用し利益を上げるかを考察する。
1.Sustainable Packaging
1.1 考え方
1.2 EU企業の対応事例
2.再生可能原材料 Renewable resource
2.1 ナノセルロース(抄紙、バリアーコート剤)
2.2 Bio-based polymer
2.3 パルプの成形加工技術
2.4 プラスチックライクの紙素材
2.5 再生再利用素材の活用
3.水性化
3.1 水性インキ(100%水)
3.2 水性接着剤
4.デジタル印刷
4.1 ラベル、紙器、段ボール、PETボトル、ガラス壜、金属缶、軟包装
4.2 水性インキ、UVインキ、EBインキ
4.3 グラビア印刷、フレキソ印刷との関係
4.4 伸びるデジタル印刷の将来図
5.包装材料加工技術
5.1 超音波シール、シール噛み込防止
5.2 HS以外のシール技術
5.3 サーマルラミネーション
5.4 ICT活用(interactive packageを目指して)
6.食品加工技術
6.1 高圧処理(ドリンク他)
6.2 パルス照射、EB照射(包材滅菌)
6.3 レトルト+電磁波加熱
6.4 その他のケミカルフリー殺菌技術
6.5 PETボトル成形充填技術(充填物利用の成形)
7.医薬品包装
7.1 チャイルドレジスタント(CRSF)
7.2 PTPのバリアー性対応
7.3 偽造防止技術(食品にも要求されている)
7.4 adherence(服薬管理)
8.技術開発の進め方
8.1 欧州の事例
8.2 産学官
8.3 特許の重要性
8.4 collaboration
□ 質疑応答 □