粉粒体を扱う上で必要な基礎知識・各種測定方法から、表面改質法、無機物・ポリマーコーティング技術とその応用等について解説します。
粉粒体の機能化を検討されている方や粉粒体をさらに理解したい方、粉を扱う初学者の方など、幅広くご参加いただけます。
1.はじめに
2.粉粒体に関する基礎知識
2.1 粉体とは(固体でありながら固体でない)
2.2 大きさと分布
2.3 密度
2.4 表面電位
2.5 粉粒体間に働く付着力
2.6 粉粒体の力学的特性(粉粒体の流動性)
3.粉粒体の分析方法
3.1 粒子径,粒度分布の測定
3.2 電子顕微鏡による分析
3.3 XPS,IRによる表面分析
3.4 細孔構造解析,比表面積
3.5 濡れ性,接触角
3.6 ゼータ電位測定
4.粉粒体の表面改質法
4.1 吸着の原理
4.2 液相における微粒子のDLVO理論
4.3 界面活性剤の吸着による表面改質
4.4 水溶性高分子の吸着による表面改質
4.5 カップリング剤処理による表面改質
4.6 反応容器の形状による流体の混合特性
5.粉粒体への無機物またはポリマーコーティング技術
5.1 無機物コーティング法(金属アルコキシド法)
5.2 シリカ微粒子のシード粒子成長法
5.3 無機物コーティングによる機能性微粒子の調製
5.4 ポリマーコーティング法とその応用例
5.5 粉砕法(メカノケミカル法)による微粒化と表面改質
6.おわりに(まとめと今後の展望)
□質疑応答・名刺交換□