超音波技術を長年研究してきた講師が、洗浄・超音波の基礎と実用ノウハウを事例とともに解説。
今回は、超音波の数値化・観察に関する簡易デモンストレーションも行います。
1.洗浄の基礎知識
1.1 洗浄の目的と原理
1.2 洗浄のエネルギー
1.2.1 汚れと付着力
1.2.2 洗浄と表面エネルギー
1.3 洗浄の方法
1.3.1 物理作用
1.3.2 化学作用
1.3.3 マイクロバブル
1.4 一般的な洗浄プロセス
1.5 洗浄液(洗剤、溶剤、・・・)
1.6 洗浄効果の確認・評価方法
1.7 洗浄システムの具体例
2.音圧データの測定解析に基づいた問題と改善策
2.0 <デモンストレーション> 超音波の発振制御・音圧測定
2.1 液体、気体、固体が化学反応した汚れには、キャビテーションの変化が有効
2.2 ナノレベルの精密な洗浄には、複数の異なる超音波周波数による音響流制御が有効
2.3 再付着には、超音波シャワー・洗浄液の流れの見直しが有効
2.4 洗浄プロセスの効率改善には、隣接する水槽間の相互作用を確認・解析することが必要
2.5 部品の隙間に入ったメッキ液の洗浄には、洗浄物の音響特性に合わせた揺動操作が有効
2.6 超音波が大きく減衰する洗浄液を使用する場合は、水槽の設置・治工具の工夫が必要
3.洗浄で使われる超音波
3.1 超音波の利用ノウハウ
3.1.1 設置
3.1.2 マイクロバブル発生システム
3.1.3 液循環
3.2 超音波振動の伝搬現象
3.2.1 液体
3.2.2 気体
3.2.3 弾性体
3.3 キャビテーションと音響流
3.3.1 測定
3.3.2 解析
3.3.3 評価
3.3.4 具体例
4.洗浄の問題解決テクニック( トラブルシューティング)
4.1 大型部品(軸・フレーム…)の洗浄
4.2 洗浄バレルを使用した洗浄
4.3 大量の部品洗浄
4.4 洗剤・溶剤を利用した洗浄
4.5 複雑な形状の部品洗浄
4.6 その他 (線材、素材、粉末、アルミ、セラミック…)
□ 質疑応答・名刺交換□