蓄熱・蓄冷技術の基礎から応用まで分かりやすく解説

蓄熱蓄冷および熱エネルギー搬送技術の基礎と最新の研究開発動向
蓄熱蓄冷・熱エネルギー搬送技術の基礎から
蓄熱材料開発の動向、最先端蓄熱蓄冷システム化技術の導入事例と採算性まで

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セミナー概要
略称
蓄熱
セミナーNo.
st200102
開催日時
2020年01月21日(火) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5階 第3講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,020円 (本体価格:42,745円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
49,500円 ( 会員受講料 47,020円 )
定価:本体45,000円+税4,500円
会員:本体42,750円+税4,270円

【2名同時申込みで1名分無料!(1名あたり定価半額の24,750円)】
※2名様とも会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価の半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
受講対象・レベル
特に、受講者の分野やレベルへの要望はありません。蓄熱・蓄冷技術や熱エネルギー関連に興味がある受講者に参加頂ければと思います。
習得できる知識
・我が国における蓄熱蓄冷技術に関連する環境とエネルギー政策等の動向
・住宅・自動車空調分野における省エネルギー技術としての蓄熱蓄冷技術
・蓄熱材料とその分類
・蓄熱技術とそのシステム化
・蓄熱・蓄冷システムの経済性
・蓄熱・蓄冷技術と建物のエネルギーマネジメント
・内燃機関自動車や電動車の省エネルギーに向けての蓄熱・蓄冷技術の新展開
趣旨
 最近のネット・ゼロ・エネルギー建物や各種の省エネルギー機器そして環境対応自動車などの普及による温熱・冷熱エネルギー需給バランスの変化、多様な熱エネルギー供給源の最適化に向けての調整、さらに化石燃料利用による環境対策に対応するために、蓄熱蓄冷および熱エネルギー搬送技術に対する期待が大きくなっている。

 特に、我が国の民生部門は、最終エネルギー消費の約3割を占め、その増加割合が顕著であることから、調温調湿などの快適性の追求を基本として、省エネルギー、創エネルギーそして蓄エネルギーを主体とするエネルギーマネジメントシステムの推進が重要課題となっている。建築物省エネルギー-法が施行されて、具体的なネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)や住宅(ZEH)の構築に欠かせない蓄熱蓄冷技術に対しても新たな展開が期待されている。一方、運輸部門においても、車窓の防曇による安全性や車内空調の快適性の確保を基本として、環境規制や経済性を勘案した上で、その変動性を有する内燃機関排熱や電動車バッテリーなどの排熱を活用した蓄熱蓄冷技術の活用が重要視されている。

 さらに、産業部門においても、様々な産業排熱や未利用熱エネルギーの活用から、省エネルギーや創エネルギー機器開発に蓄熱蓄技術や熱エネルギー搬送技術の活用が進んでいる。さらに、熱エネルギー有効利用技術としての蓄熱蓄冷・熱エネルギー搬送技術は、環境親和型省エネルギーに位置づけられる熱マネジメント技術と言える。
 本セミナーでは、蓄熱蓄冷・熱エネルギー搬送技術の基礎や蓄熱材料の紹介そして具体的な蓄熱システムの導入事例や採算性などを体系的に説明し、さらに今後の蓄熱技術開発の最新動向にも幅広く言及し、熱エネルギーマネジメント技術としての蓄熱技術の将来像についても明らかにする。
プログラム
1.最近の熱エネルギー活用に対する蓄熱蓄冷技術の社会的動向
 1.1 地球環境保全と熱エネルギー需給緩和に向けての蓄熱技術の現状と展望
 1.2 建築物や自動車そして各種産業における熱エネルギーの効率的利用に向けての蓄熱技術の現状と展望

2.蓄熱蓄冷技術の基礎
 2.1 熱マネジメント技術としての蓄熱・蓄冷技術
 2.2 蓄熱蓄冷システムの展開
 2.3 蓄熱システムのコストと経済性
 2.4 蓄熱技術開発の計画フロー
 2.5 蓄熱技術に要求される機能特性
 2.6 蓄熱材料として具備しなければならない特性

3.蓄熱材料の分類と蓄熱システム
 3.1 蓄熱材料の種類と分類
 3.2 蓄熱技術と伝熱機構
 3.3 顕熱蓄熱材と顕熱蓄熱システムの具体例
 3.4 潜熱蓄熱材と潜熱蓄熱システムの具体例
 3.5 化学蓄熱材と化学蓄熱システムの具体例
 3.6 自動車(内燃機関自動車・電動車)関連の蓄熱システムの具体例

4.熱エネルギー搬送技術と機能性熱流体
 4.1 二次冷媒としての機能性熱流体の基礎
 4.2 熱エネルギー搬送エネルギーの低減技術
 4.3 製氷法と氷スラリーの蓄冷と冷熱搬送技術
 4.4 潜熱マイクロカプセルとマイクロエマルションの熱搬送技術
 4.5 オフラインによる温熱・冷熱搬送技術

5.今後の蓄熱・蓄冷システム展開と方向性
 5.1 顕潜熱分離型空調システムへの蓄熱蓄冷技術の展開
 5.2 最近の先駆的蓄熱技術の展開
   (固体転移蓄熱、柔粘性結晶化蓄熱、熱弾性蓄熱、光熱変換蓄熱、吸着型蓄熱など)

□ 質疑応答 □
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