ガラスの特性から最新のトピックスまで、ガラスを扱うために知っておきたい基礎知識を幅広く概説!

ガラスの熱物性・破壊特性の基礎
~ガラスを正しく扱うために~

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セミナー概要
略称
ガラス
セミナーNo.
st200108
開催日時
2020年01月27日(月) 10:30~16:30
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  47,020円 (本体価格:42,745円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
49,500円 ( 会員受講料 47,020円 )
定価:本体45,000円+税4,500円
会員:本体42,750円+税4,270円

【2名同時申込みで1名分無料!(1名あたり定価半額の24,750円)】
※2名様とも会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価の半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
受講対象・レベル
・ガラス素材メーカーの方
・ガラスの製造に関わる方
・ガラス材料を扱う業務に携わっている方
・ガラス材料の研究・開発を行っている方
・様々な背景をもった研究者・技術者の方
習得できる知識
ガラスの熱物性,ガラスの機械的特性
趣旨
ガラスは,その構成原子が不規則に配列した固体です。固体の原子が不規則に並ぶか,規則的に並ぶかは,速く冷やすかゆっくり冷やすかのような「作り方」によって決まります。また,化学組成が同じガラスでも,その性質は「作り方」によって変化することが知られています。このような特徴を正しく理解することは,ガラスの製造や使用の際のトラブルを出来るだけ少なくするために必要です。本セミナーでは,ガラスの熱物性と破壊特性に着目して,ガラス材料を取り扱うために重要となる基礎的な事項を学びます。
プログラム
0. ガラスとは?
 0.1. ガラスの使われているところ
 0.2. ガラスの構造
 0.3. ガラスの特徴
 
1. ガラスの熱物性
 1.1. ガラスの粘性と特性温度
    粘性の定義とガラスの特性温度
    粘性の測定方法
    粘性と温度の関係
 1.2. ガラスの熱膨張
    固体の熱膨張
    熱膨張係数の定義
    種々のガラスの線熱膨張係数
    熱膨張と熱応力
 1.3. ガラスの比熱
    固体の比熱
    比熱の温度依存性
 1.4. ガラスの熱伝導
    熱伝導率の定義
    フォノン,フォトンによる熱伝導
 
2. ガラスの破壊特性
 2.0. ガラスの強度研究のモチベーション
 2.1. 応力・ひずみ・弾性率
    応力とひずみの定義
    弾性率の測定法
 2.2. 弾性変形と塑性変形,脆性破壊と延性破壊
 2.3. 理論強度と実強度
    脆性材料の理論強度
    脆性材料の破壊条件
    傷の深さと実強度
 2.4. 応力拡大係数と破壊靱性値
    応力拡大係数とは
    破壊靭性値の測定法
 2.5. 破壊強度とワイブルプロット
    強度測定法
    ワイブルプロットの作成
 2.6. 疲労破壊
    静疲労と動疲労
    ガラスの疲労(応力腐食)
    疲労パラメータ
 2.7. 硬さと押し込み破壊靭性値
    ガラスの硬度測定法
    押し込み破壊靭性値
    ガラスの脆さ
    押し込みクラック発生荷重
    押し込み高密度化(圧密現象)
 2.8. 熱応力と構造緩和
    熱応力       
    熱処理による構造緩和
 
3. 高強度ガラスへのアプローチ
 3.1. ガラスの強化法
    物理強化と化学強化
 3.2. 強化ガラスの最近のトピックス
 
□質疑応答□
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