ホーム > セミナー > 高強度と軽量化を両立させる、アルミニウムと異種材料の接合技術 ~接合の基礎からその強度評価まで~

◇アルミニウム合金について:種類・特徴・物性・溶接性 他
◇各種接合法:機械的接合(ボルト・リベット・接着)、溶融接合(MIG・レーザー・電子ビーム溶接・抵抗スポット)、
 固相接合(拡散・摩擦攪拌・超音波・ろう接)
◇異材継手の接合強度の評価

高強度と軽量化を両立させる、アルミニウムと異種材料の接合技術
~接合の基礎からその強度評価まで~

自動車をはじめ、マルチマテリアル化のために必須の
アルミニウム合金と鉄鋼/異種材料(樹脂・CFRP 他)の接合技術を幅広く概説!

セミナー概要

略称
アルミニウム
セミナーNo.
st200333  
開催日時
2020年03月31日(火)10:00~17:00
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん 5F 第3講習室
講師
ソノヤラボ株式会社 代表 山梨大学名誉教授 園家 啓嗣 氏

【略歴】
1977年 大阪大学大学院工学研究科博士前期課程 修了
1977年 石川島播磨重工業(株)
2006年 産業技術総合研究所 客員研究員
2007年 芝浦工業大学 教授(システム工学部)
2009年 山梨大学 教授(大学院医学工学総合研究部)
2017年 ソノヤラボ株式会社 代表
     山梨大学名誉教授

専門
◇接合(アーク溶接、レーザ溶接、接着、超音波接合、摩擦攪拌など)
◇表面処理(溶射、めっき、レーザなど)
◇金属材料
◇塑性加工
◇ライフサイクルアセスメント(LCA) 等

資格
◇技術士(金属部門)
◇International Welding Engineer(IWE)
◇環境マネジメントシステム(ISO14001)審査員

業務・研究内容
◇接合、表面処理などの技術コンサルタント・研究支援
◇現在、アルミ・異材の超音波接合の研究開発に注力

著書
◇溶射技術とその応用(単著):2013年9月、コロナ社
◇化学工学便覧(共著):2011年1月、(社)化学工学会
◇環境圏の新しい燃焼工学(共著):1998年11月、㈱サイエンスフオーラム
◇エコマテリアル辞典(共著):1996年10月、㈱サイエンスフオーラム

Webページ
ソノヤラボ(株)HP: http://sonoyalab.com
価格
非会員: 49,500円(税込)
会員: 47,020円(税込)
学生: 49,500円(税込)
価格関連備考
49,500円 ( 会員受講料 47,020円 )
定価:本体45,000円+税4,500円
会員:本体42,750円+税4,270円

【2名同時申込みで1名分無料!(1名あたり定価半額の24,750円)】
※2名様とも会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価の半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
備考
資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。

講座の内容

趣旨
 自動車や車両は、燃費向上のため軽量化が推進されている。そのためにアルミ合金が適用されているが、アルミ合金はその堅固な酸化皮膜のため接合が難しい。自動車ボデイ用のアルミ合金の接合には、アーク溶接、レーザ溶接、抵抗スポット溶接などの溶融接合、摩擦攪拌などの固相接合、リベットなどの機械的接合、または接着が採用されている。
 一方、車体の構造的安全性確保のため、高強度鋼を使用せざるを得ないため、どうしても鉄鋼/アルミ合金の異材接合も必要になると考えられる。しかし、異材接合についてはまだ不明な点が多く、これからの新しい技術である。
 現状はアルミ合金や、鉄鋼/アルミ合金の異材接合に絞って分かりやすく説明された専門書はない。本セミナーでは、アルミ合金の溶接技術と、これからますます必要になる異材接合技術について、現場の技術者が理解できるように各種接合法の基礎的な知識から小職が今まで溶接技術関係で研究してきた専門的な内容(アルミ合金、鉄鋼/アルミ合金の異材)まで幅広く説明したい。本セミナーは現場の技術者に大いに役立つと考える。
プログラム
第1章 アルミニウム合金の接合
 1.1 アルミニウム合金の種類と特徴
 1.2 アルミニウム合金の物性から見た溶接性および接合法
 1.3 アルミニウム合金の接合法の種類
  1.3.1 機械的接合
   (1) ボルト、リベット
    (a) リベットの原理と特徴
    (b) リベットの継手強度
    (c) リベットの適用例
   (2) 接着
    (a) 接着の原理と特徴
    (b) 接着の継手強度
    (c) 接着の適用例
  1.3.2 溶融接合
   (1) MIG溶接
    (a) MIG溶接の原理と特徴
    (b) パルスMIG溶接の薄板への適用
   (2) レーザ溶接
    (a) レーザ溶接の原理と特徴
    (b) 溶接用レーザの種類 
    (c) レーザ溶接アルミ合金の機械的物性
   (3) レーザ・アークハイブリッド接合
    (a) レーザ・アークハイブリッド接合の原理と特徴
    (b) レーザ・アークハイブリッド溶接の継手強度
    (c) レーザ・アークハイブリッド接合の適用例
   (4) 電子ビーム溶接
    (a) 電子ビーム溶接の原理と特徴
    (b) 真空電子ビーム溶接
    (c) 非真空電子ビーム溶接
    (d) 非真空電子ビーム溶接適用例
   (5) 抵抗スポット溶接(RSW)
    (a) 抵抗スポット溶接の原理と特徴
    (b) 抵抗スポット溶接の3大条件とその設定
    (c) 異なる板厚・材質の組み合わせ
    (d) 極性効果
    (e) 表面処理の影響
    (f) 溶接部に発生するブローホールおよび割れとその防止策
    (g) 継手強度、疲労特性
    (h) 鋼材とアルミニウム合金の異材接合
    (i) 溶接品質モニタリング
  1.3.3 固相接合
   (1) 拡散接合
    (a) 拡散接合の原理と特徴
    (b) 拡散接合の接合強度および特性
    (c) 大気中における拡散接合
    (d) 拡散接合の適用例
   (2) 摩擦攪拌(FSW)
    (a) 摩擦攪拌の原理と特徴
    (b) アルミニウム合金のFSW継手の特性
    (c) アルミニウム合金の接合可能範囲
    (d) FSWによる異材接合
    (e) FSWの適用例
   (3) 摩擦攪拌点接合(FSSW)
    (a) 摩擦攪拌点接合(FSSW)の原理と特徴
    (b) FSSW継手の強度特性
    (c) アルミニウム合金と鋼板の異種金属FSW接合
    (d) 鋼板同士のFSSW接合
    (e) FSSWの自動車への適用例
   (4) 超音波接合
    (a) 金属の超音波接合装置
    (b) 金属の超音波接合のメカニズム
    (c) 超音波ワイヤボンデイング
    (d) 電鉄用パワーモジュールの端子接合
    (e) ピンポイントおよび薄板接合
    (f) プラスチックの超音波溶着
    (g) プラスチックの超音波溶着の原理と溶着機
    (h) プラスチックの超音波溶着の溶着方法
    (i) プラスチックの超音波溶着の適合性
    (j) 異種金属の超音波接合実施例(Al/鉄鋼、Ti/金属、セラミックス/金属)
    (k) ガラス繊維強化熱可塑性プラスチックの超音波接合
   (5) ろう接
    (a) ろう接の原理と特徴
    (b) アルミニウム合金と鉄鋼の異材継手へのレーザろう付けの適用
    (c) アルミニウム合金とセラミックスの異材継手へのろう付けの適用

第2章 アルミニウム合金/鉄鋼の異材接合への抵抗スポット溶接の適用
 2.1 異材継手の接合強度
  (1) 溶接条件と溶接強度の関係
  (2) 溶接部のミクロ組織および硬さ
  (3) 界面に生じる金属間化合物の溶接強度に及ぼす影響
  (4) 引張試験での破断形態と溶接強度の関係
  (5) アルミ側HAZのミクロ割れと溶接強度の関係


  □質疑応答□

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