高分子添加剤(安定剤)を上手に使うための知識・ノウハウを徹底的に解説!

高分子用安定剤を使いこなす
添加剤一筋45年の講師が高分子添加剤の"上手な使い方"を存分に語る

※受付を終了しました。最新のセミナーはこちら

セミナー概要
略称
高分子用安定剤
セミナーNo.
st200805
開催日時
2020年08月07日(金) 10:30~17:00
主催
サイエンス&テクノロジー(株)
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp 問い合わせフォーム
開催場所
きゅりあん  5F 第1講習室
価格
非会員:  49,500円 (本体価格:45,000円)
会員:  46,970円 (本体価格:42,700円)
学生:  49,500円 (本体価格:45,000円)
価格関連備考
49,500円 ( 会員受講料 46,970円 )
定価:本体45,000円+税4,500円
会員:本体42,700円+税4,270円

【2名同時申込みで1名分無料!(1名あたり定価半額の24,750円)】
※2名様とも会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価の半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
持参物
※昼食・資料付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
講座の内容
受講対象・レベル
・高分子の劣化と安定化を基礎から勉強してみたい方
・高分子添加剤の配合設計の考え方を基礎から勉強してみたい方
・高分子材料の変色等の品質トラブルを添加剤で何とかしたい方
・押出機や射出成形機などの成形加工時のトラブルを添加剤で何とかしたい方
・高分子の劣化と安定化を基礎から勉強してみたい方
・高分子添加剤の配合設計の考え方を基礎から勉強してみたい方
・高分子材料の変色などの品質トラブルを添加剤で何とかしたい方
・押出機や射出成形機などの成形加工時のトラブルを添加剤で何とかしたい方
・業務に活かすため、樹脂添加剤についての知見を深めたいと考えられている方
必要な予備知識
本テーマに興味のある方なら誰でも受講歓迎です。添加剤一筋45年の知識と経験から是非伝えておきたい事を重点的に整理し、何故そうなるか?を出来るだけメカニズムで説明することを心掛けます。
習得できる知識
・高分子材料の劣化と安定化の基礎理論
・高分子材料の変色などの外観不良の原因と対策
・熱劣化と熱酸化劣化の違い(意識されていない)
・押出機や射出成形機などの成形加工時の劣化機構とその対策(かなり誤解がある)
・樹脂中の添加剤分析の留意点
・安定剤の開発史
趣旨
 本講座は、第1部 基礎編(基礎理論)、第2部 応用編(実用)、第3部 考察編(理論的考察)からなり、基礎編では高分子材料の劣化と安定化の基礎的なことをメカニズムを交えて詳しく説明します。応用編では、それをベースに実用的な観点から興味深い事項を解説します。考察編では押出機の中の劣化機構とその対策などを理論的に詳しく説明します
プログラム

第1部 基礎編(基礎理論)
1.高分子材料の劣化
 1.1 劣化因子と劣化現象
 1.2 劣化機構
2.高分子材料の安定化
 2.1 安定剤の種類
 2.2 安定化機構

第2部 応用編(実用)
1.添加剤配合設計の基本的考え方と留意点
 1.1 安定剤配合設計の留意点
 1.2 添加剤の性能評価フロー
 1.3 相乗作用と拮抗作用
 1.4 加工安定処方(事例)
 1.5 耐熱処方(事例)
 1.6 耐候処方(事例)
2.外観不良・欠陥のメカニズムと対策 ~トラブルを突破するために~
 2.1 変色問題
  2.1.1 発生原因と対策の基本的考え方
  2.1.2 変色原因
  2.1.3 変色メカニズム
  2.1.4 変色促進試験(再現試験)
  2.1.5 HALSの変色促進作用とメカニズム(事例)
  2.1.6 リン系酸化防止剤の変色防止とメカニズム(事例)
 2.2 ブリード問題
  2.2.1 発生原因と対策の基本的考え方
  2.2.2 構造式から予測困難な理由(事例)
  2.2.3 リン系酸化防止剤のブリード性(事例)
 2.3 フィッシュアイ問題
  2.3.1 発生原因と対策の基本的考え方
  2.3.2 SBSシュリンクフィルムのフィッシュアイと防止(事例)
  2.3.3 熱劣化防止剤のフィッシュアイ防止メカニズム
 2.4 光沢低下問題
  2.4.1 発生原因と対策の基本的考え方
  2.4.2 SBS射出成型物の光沢低下防止対策(事例)
  2.4.3 熱劣化防止剤の光沢低下防止メカニズム
 2.5 クラック問題
  2.5.1 発生原因と対策の基本的考え方
3.高分子材料中の添加剤分析
 3.1 必要な分析機器と分析手法
 3.2 市販PPからの安定剤の定性分析例と留意点
 3.3 市販PPからの安定剤の定量分析例
4.安定剤の開発史
 4.1 フェノール誘導体
 4.2 クレゾール誘導体
 4.3 キシレノール誘導体
 4.4 HALS
 4.5 紫外線吸収剤
 4.6 化審法登録新規酸化防止剤
 4.7 理論的アプローチから開発された安定剤
 4.8 今後の展望

第3部 考察編(理論的考察)
1.押出機や射出成形機の中の劣化について
 1.1 熱劣化と熱酸化劣化の違いについて
 1.2 熱劣化防止剤と酸化防止剤との熱酸化劣化防止と熱劣化防止の比較試験
 1.3 両ヒンダードフェノール系酸化防止剤が何故熱劣化しないのか?
 1.4 押出機の中は、熱劣化?または熱酸化劣化?について
 1.5 熱劣化防止剤の二官能安定化機構の検証
  1.5.1 構造式と性能の相関性からの検証①
  1.5.2 重水素化モデル実験からの検証②
 1.6 押出成形の劣化対策(まとめ)

□ 質疑応答 □

 

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